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対象:心の不安・性格改善

中西 由里
(夫婦問題カウンセラー)
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閲覧数順 2016年12月05日更新

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予防医療に於けるITを活用した情報共有(3)

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  1. 心と体・医療健康
  2. 心の不安・性格改善
  3. 心の不安・性格改善全般
(続き)・・大切なのは、それぞれの長所を活かした使い分けです。例えば、いくらIT(電子カルテなど)が便利でタイムリーだといっても、医師が外来診療に於いてコンピューターばかり見つめていて、患者の目も見ずに会話や診察をしているようでは本末転倒というものです。診療の基本は、何と言っても「問診・視診・聴診・触診」です。

 そうは言っても、前項で述べたように、現在の医療環境ではリアルの対応、つまり直接面と向かっての会話だけでは、膨大かつ多岐にわたる情報を患者側と全てリアルタイムに共有することは殆んど不可能です。それならば、リアルの対応だけでは不足する情報共有を、ITを用いたツールで補充しようというスタンスが必要になります。

 生活習慣病やアンチエイジングなど予防医療の現場では、多くの個人的な情報を患者が持っています。例えば自覚症状や心理的な不調感、体重変化、食習慣、運動習慣、睡眠傾向、住宅環境、職場環境、使用しているサプリメントの種類などです。それを日常的に医療者側に提供しておき、医療者側では反対に検査データやその解釈などの情報を患者側に提示しておきます。

 それだけでなく、その都度生じた疑問に対しては、メール相談や電話相談などを受付けます。よくある質問を想定しておき、Q&Aなどの形式で予め解答集を用意しておきます。そもそもパソコンが苦手、という高齢者などに対しては、電話による質疑応答を中心にして情報共有を図ります。

 医療機関での診療時間は、通常きわめて限られています。疾患や年齢層にもよりますが、月1〜2回、1回10〜15分程度の医師による診察というのが一般的です。この時間は、一人の医師の受け持ち患者数が増えるに従って、更に短くなる傾向があります。俗に言う「3時間待ちの3分診療」との悪名が知られている所以です。

 実際の約10分間の持ち時間の中で、医師と患者が腹を割って話している時間は、どれだけあるでしょうか。医師や患者による個人差は大きいでしょうが、通常は5分以内、長くとも10分以内です。この範囲内で、全ての情報を共有することは至難の業です・・(続く)
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