5月20日、ソニーは、動画や静止画、文書など多種多様なコンテンツを一元的に管理・配信する法人向けシステム「OPSIGATE オプシゲート」を発表し、同時に発売を開始しました。
OPSIGATEを導入することで、ユーザーはネットワーク経由で簡単に、動画、静止画、ドキュメントファイルなどの多様なコンテンツをサーバーへ登録し、管理、共有、配信することが可能になります。
また、OPSIGATEのソフトウェアはサーバーアプリケーションなので、各ユーザーのパソコンに専用のアプリケーションをインストール必要はなく、汎用Webブラウザ経由でどこからも操作することが可能です。
すでに立命館大学で学内研究素材の共有用途に、花王ではマーケティングツール用動画コンテンツの社内共有の実証試験用に試験導入されており、ソニーでは今後、情報共有ネットワークを強化していく企業や教育機関、制作会社などを中心に提案を進めていく方針。
そして、このOPSIGATEというブランドネームは、私たちノーメン・ジャパンを中心に、ノーメングループの海外クリエイティブチーム、16カ国総勢30名を超すローカル市場の傾向に詳しい言語専門スタッフ、商標を専門とするインハウス・ローヤーなど多くの仲間たちが携わって開発しました。
2008年8月にソニーは、ノーメンに新たな映像コンテンツ管理デリバリーシステムの名称開発を依頼。
「フレキシビリティ」「''ユーザビリティ''」「''ハイクオリティ''」とともに「''簡単''、''自由''、''スピード感''のほか、''視界の広がり''、''なにか新しい世界''」を想起することができる名称で、''ソニーらしさ''も表現すること、さらに''国際的に商標登録が可能であること''が必須要件として求められました。
3度にわたる候補案の選抜、厳しい言語チェックと商標スクリーニングを経て、最終候補の名称数案に対し、主要対象国毎に商標調査を実施。
「OPSIGATE オプシゲート」が最終的に選ばれました。
OPSIGATEは、「Eye」「Vision」(映像)を意味する古代ギリシャ語の「OPSI」と、英語の「Gate」を組み合わせた造語です。「コンテンツ管理配信システム」をイメージする「映像の広がり」を表現しています。
グローバルネーミング開発
世界へ挑むブランドネーム・CI開発
株式会社 ノーメン・ジャパン
www.nomenjapan.com