共依存的恋愛〜恋愛依存症の泥沼から抜け出すために - キャリアコーチング - 専門家プロファイル

阿妻 靖史
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閲覧数順 2016年12月02日更新

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共依存的恋愛〜恋愛依存症の泥沼から抜け出すために

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恋愛セラピストあづまです。こんにちは。

 恋愛がうまく行かない。泥沼的な恋愛になってしまう。このようなときには、「私は自立した大人の恋愛をしているのではなく、共依存的な恋愛(恋愛依存症)をしているのではないか?」と一度自問してみる必要があります。
 恋愛がうまく行かないとき、多かれ少なかれそこには「共依存(共依存症)」的な要素があります。

 ・ひどい相手だと思うのに別れられない。
 ・なぜか、同じような結末を迎える恋愛ばかり。
 ・恋愛がうまく行っている友だちから「その人、やめた方がいいよ」とよく言われる。
 ・不倫やセカンドのような、オンリーワンになれない恋愛が多い。
 ・どうも、浮気男との付き合いが多いような気がする。
 ・暴力をふるう男性とつき合うことが多い。
 ・風俗、ギャンブル、危険行為、深酒などの依存(嗜癖)の傾向のある男性との付き合いが多い。

 これらの要素に当てはまる場合は、共依存(共依存症)的な恋愛に陥っている可能性が高いです。

 この場合、表面的には相手が問題を起こしているように見えても、心の底では、お互いに問題を作りっこしていることが多いのです。

 たとえば、「加害者は間違っている。被害者は正しい。」という姿勢を持っている女性が恋愛をした場合のことを例に取ります。もう少し掘り下げてみると、父親が浮気症で、母親が苦労しているのを見ていて、そういう考えを持つに至った、などの幼児体験があるものです。
 一方で、父親に対して憎悪を感じている(けれど飲み込んでしまったケースが多い)のです。しかし、怒りをぶつけたら、今度は自分が一番忌み嫌っている「加害者」になってしまいます。


 そこで、こんな風に、隠された欲求を満たそうとするのです・・・


 まず、こういう観念を持っている人は、無意識のうちに自分が被害者になるように行動しています。決して表立って加害者になろうとはしません。忌み嫌っているわけですからね。
 彼(や旦那さん)の心が離れてきたと思っても、積極的に修復したり自分から歩み寄ったりせず、さらに色々要求したり、放っておくなりして、距離が離れていくように(無意識に)し向けます。
 すると、放っておかれた彼は、つながりを持つ相手を求めます。そこに、ちょうどよく適当な女性が現れれば、浮気が始まります。

 さあこれで、(心の底の)望み通り、彼は問題を起こした側に、自分は被害者になりました。そして、被害者は正しいわけですから、思う存分泣き、相手を責めることができます(←ここが本当の望み)。

 なお、父親との葛藤を持っていないか、持っていても乗りこえた女性は、加害者にも被害者にもなろうとしないものです。相手との心が離れてきたら、寂しいですから、修復しようとします。もちろん、彼に好意を表現し、彼の要求も聞くわけです。こうして「相手が距離を縮めたくなるアプローチ」をします。
 また、万が一浮気が発覚したとしても、もちろん辛いものですが、相手に対して感情的に責めたい気持ちよりも、ただただ寂しく、悲しいものです。責める気持ちが出てきたとしたら、それは(主に父親など、子供時代の身近な人に対して)心の中に抱えてきた感情なのです。


 このようにして、一見相手が起こしたように見える問題が実は、自分の心の反映であるかもしれない、と考えることは、とても苦しいことかもしれません。
 しかし、【出会う前から素の自分を見せていたか】【相手を選ぶとき、偏った不安にもとづいて選ばなかったか】【彼との仲を良好に保つ努力はしていたか】【経済面も含め、一方的に負担を強いていなかったか】など、ふたりの関係には、自分も責任の一端があると考えてみることが大切です。たとえ法律的には相手に責任があることであっても、問題が起こる土壌は、ふたりで作っているものなのです。

 泥沼化する恋愛の原因として、最も厄介なものは、過去(多くは子供時代)に飲み込み、まだ癒されずに心の奥底でくすぶっている怒りの感情だと、私は考えています。
 心の奥底に眠っている怒りの感情は、怒りを吐き出す機会を作り出して、爆発しようとします。だからこそ、後で考えると不毛だとしか思えない恋愛パターンを作り出すのです。

 繰り返し、【恋愛以外で】怒りを吐き出す場を作り、さらに、怒りの下にある感情を自分でしっかり抱きしめて受け止める必要があります。そうやって、感情が本当に穏やかになると、もはや恋愛を破壊する必要がなくなります。幸せになるための恋愛ができる心の準備が整ったのです。そこに早くたどり着くことが、色々なテクニックを弄することよりも、結局近道だと思います。

 心理セラピーのような、専門化のサポートも活用した方が解決は早いと思います。
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