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秀吉も知っていた「白米」の弊害とは・・?(2)

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(続き)・・この逸話は、秀吉が白米の弊害といったものを経験的に知っていた事を意味します。当時の人々は主に玄米を食べていて、白米はごく限られた上流階級の人が特別の時に食べたゼイタク品です。庶民にすぎない兵たちは、まさか白米を食べられるとは夢にも思わず、秀吉の提供した白米にむしゃぶりついたことでしょう。しかしそれが落とし穴で、兵たちは今でいう重症の「脚気」にかかり死んでいったのです。

これがもし玄米を提供されていたのであれば、誰も死ななかったでしょうし、むしろ元気になったことでしょう。また白米だとしても、充分なおかず(野菜や魚など)を食べさせていれば問題はありません。白米を単独で食べたことが大問題で、深刻な「ビタミンB1欠乏」に陥り、神経障害や心不全を引き起こして命を落としたと推定されます。白米には、糖質代謝に重要な役割りを担うビタミンB1が、全く含まれていないのです。

白米をよく眺めると、一部が凹んでいるのがわかります。この凹んでいる部分というのは、米が本来備えている「胚芽」に相当します。この胚芽は読んで字のごとく、米が芽を出すときに中心となる器官です。胚芽には、芽を出して成長していく過程で必要になるビタミン、ミネラル、酵素などの栄養素がたっぷりと詰まっています。米という生物の「生命のエネルギー」が充満している、といってもよいでしょう。

米の大部分を占める白い部分は胚乳と呼ばれ、「でんぷん」という糖質と若干のたんぱく質で構成されています。糖質が多量にある訳ですから、その糖質を摂取した人はそれを消化し代謝しなければなりません。その際に必ず必要になるのがビタミンB1です。このビタミンは、糖質を燃焼させる酵素の「補酵素」としての役割りを演じています。もしビタミンB1が存在しなければ糖質は燃焼せず、エネルギーを作り出すことはできません。

玄米は未精製の米ですので胚芽は当然もっており、それに加えて食物繊維の豊富な「糠」も備えています。生命体である米の構成要素を全て兼ね備えているのです。これに対して白米は精製過程で、その重要な構成要素である胚芽と糠を削ぎ落としてしまった代物です。従って、玄米とは異なり「死んでしまった米」ともいえるのです。実際に、白米を水に漬けておいても決して発芽しません・・(続く)
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