そこには、学校や地域を越えた小さい「コミュニティー」が出来あがっていて、
生徒さんは、そこに「参加していること」に、一種の楽しみやワクワク感を感じています。
今回は、生徒さんがワクワクするようなイベントについて考えてみます。
発表会は、ワクワク度No.1
ピアノ教室といえば、やっぱり発表会が最大のイベントと言えますね。
普段会えないお友達や、普段着ることのない衣装、終わったあとのファミリーレストラン。
子どもたちにとっては、これ以上ないほどの一大イベントと言えるかもとしれません。
この発表会を、いかに魅力的なもの、わくわく出来るものにするかが、
教室側としては、注力したいところですね。
また、聴きにいらしたお客様に、「この教室に通わせたい」、と思ってもらえるような
発表会が開催できたら、教室運営はどんどん加速します。
いろいろなイベントを企画してみる
発表会以外でも、ピアノ教室ではいろいろなイベントが考えられます。
例えば、
◆クリスマス会
◆おさらい会
◆特別講師によるレッスン(例えば、外国人講師による)
◆夏のキャンプ
◆他の楽器の体験学習
◆飲み会(大人の生徒さんたちと)
◆ママの会
◆お別れ会
などいろいろ考えられますね。
ピアノ教室というと、ピアノがなければいけないという発想になりがちですが、
ピアノから離れた生徒さん同士の交流というのも、非常に楽しいです。
魅力的なイベントで、退会者を防ぐ
普段のレッスンやイベントに「楽しさ」を感じてもらうことで、
生徒さんは、継続して教室に通ってくれます。
逆に言うと、そこがうまく行っていないと、退会者がでてきます。
ここで習うことで、上達できる、楽しめる、というような感覚を、
普段のレッスンや、これから待っているイベントによって
醸し出すことが大切だ、と私は思っています。
大切なのは「生徒さんを何より第一に考える」こと
どうすればピアノを楽しんでもらえるか、自分の教室を愛してもらえるか、
日々の生活に、潤いを感じてもらえるか、心地よさを感じてもらえるか。
私は、いつもこれらのことを考えています。
また、逆説的ですが、今いらっしゃる生徒さんを大切にすることで、
まだ見ぬ生徒さんをも、あなたの教室のファンにすることができる、と思っています。
魅力的なピアノ教室には、必ず口コミが起こります。
それは、生徒さんや保護者のかたの内側から起こるものです。
やっぱり真摯な教室運営に勝るものはない、と思います。
現在、ピアノ教室運営のエッセンスをメールマガジン「成功するピアノ教室」にて執筆中です。
弊社サイトにもお立ち寄りください。