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- 臼井 優樹
- 株式会社ユザック 専務取締役 サポート事業部門長
- パーソナルコーチ
「いつもありがとう。」
「この間の件、おかげさまでうまくいきました！」
「いつもいつもほんとにお世話になってます。臼井コーチに来ても
らえると心強いです。」
元来ノリやすいタイプの私は、こんな言葉をかけてもらえると、と
てもうれしく、やる気になります。
そんな時は、少々困難であっても、成功に近づくために少しでも
お役に立ちたいと思って、ちょっと無理してでもかんばってしまいま
すね。わかりやすい性格です。
このようなモチベーションに寄与する感謝の言葉は、とても大切
であることを、ビジネス以外でも、最近特に感じています。
例えば、家庭においての感謝の言葉。
感謝の言葉が大切なことは、誰でも感じていることですし、わかっ
ていることだと思います。
でも、なかなか感謝の言葉はかけにくい。そして受け取りにくいの
も事実です。
ここで、我が家での最近の例をちょっと紹介。
最近、自宅から外出する際に、
「玄関、ちょっと整理されていないな・・。」
と思って出かけた日がありました。
帰宅してみると、自分の期待以上に整理されていて驚くと同時に、
とても気持ち良く家に入ることができました。
そこで、何の気なしに感じたままを素直に伝えてみました。
「玄関ありがとうね。きれいになってて、家に入ってくるのがとって
も気持ちよかったよ！」
すると、
「まだ、きれいにしたいところは残ってるんだけど、また明日やっ
ておくね！」 とうれしそう！
次の日、帰宅すると、玄関はさらにきれいになっていました。
「・・ほんとだ・・。きれいになってる！・・。」
家に入ると、ダイニングもぴかぴかになっていました。
今日も、感じた感謝の気持ちを素直に伝えてみることにしました。
「ダイニングもお掃除したんだね！ぴかぴかだ！ありがと。」
と伝えると、
「感謝されるのは気持ちいいよね。」と妻が一言。
なるほど。
私の素直な感謝の言葉を、妻も素直にうれしいと受け止めてくれ
たようです。そして、一層やる気になってお掃除をしてくれたのです。
こんな、一見、何気ない瞬間ですが、大切な学びが２つあります。
ポイント１）難しく考えずに素直に感謝の言葉を贈ることが大切！
「掃除という行動だけでなく存在を認めるべきだ」とか、そんなに
難しく考える前に、ありがたいと思ったことを、素直に感謝の言葉と
して伝えることがとても大切なんだ、ということ。
そして、もし、「いつも感謝の言葉をかけていないので、いまさら
照れくさい」と思っているとすれば、ほんの一言の短いフレーズで
いいので、伝えてみてはいかがでしょうか。
例えば、
「玄関、きれいになったね」
「玄関の掃除、ありがとう。」
などです。どうですか？これならできませんか？
ポイント２）感謝される側、受け取る側も素直に受け取ることが大切！
感謝される側も、うがった見方をせず、感謝の言葉を素直に受け
止めることができれば、やる気は倍増します。
もし、これまであまり感謝の言葉を伝えていなかったり、伝えられて
いなかったとしたら、すぐに、素直に受け取れるようになるのは、ちょ
っと難しいかもしれません。
そんな時は、是非、じっくりと感謝の言葉を伝え続けてください。
必ず変わってきますよ！
今日の一言
『感謝の言葉を素直に贈ろう！素直に受け取ってみよう！やる気を育てよう！』
ポイント１）話し手は、素直に感謝を贈る
ポイント２）聞き手は感謝を素直に受け取る
人から感謝される瞬間を味わうことは、人が自律的に行動できるよう
になるために、とても重要な要因です。
素直に感謝を伝え、それを素直に受け止めることで、やる気を倍増さ
せて、どんどん行動に移していただければと思います。
あなたは誰にどんな感謝を贈りますか？
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