- 山藤 惠三
- 有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
- 東京都
- クリエイティブディレクター
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
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NPO法人がキーワード、高齢化マーケットを狙え #1
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ベンチャー経営術、イマ〜戦略系。
企業経営の戦略系は?
2009-05-26 08:15
このインフルエンザ、弱毒性ですが、いつ強毒性に変異するか判らないと言います。
事前の予防と情報収集が大切ですね。
こんにちは、山藤(サンドウ)です。
今回は、高齢化社会を迎えつつある日本の中で、
新しいビジネストレンドについて考えてみたいと思います。
また、日本に着実に根付きつつある、NPO法人の可能性にも触れてみたいと思います。
本当の意味での患者会の役割はなに?
高齢化社会が到来して、はや10年、日本は未曾有の高齢化社会がやってきています、
健康なときには何も感じていませんが、病院に行くといつもたくさんの患者さんや、
外来の人がいて、びっくりすることがあります。
病院では、患者会というものがあるようです、
お世話になった病院や、大きなところでは大体、患者会があるそうです。
しかしながら、病院は組織替えなどもあり、継続的に続けることは難しい状況でもあります。
アラジーポットの専務理事、栗山真理子さんは、
お手伝いをしていた患者会での経験を元に、
「患者会って、情報提供してもらうだけの場だったの?」という疑問が芽生え、
勉強会では、病気や治療のことはもちろん、親ができることも知り、
学校へのお願いの仕方まで学んだと言います。
そんな中で、
本当の意味での患者会の役割はなに?と考えるようになったと言います。
そんなときに下記の団体とであったそうです。
アメリカの患者団体、PHP Parents helping Parents
目的
1 親自身により勉強会の開催
2 大学での講義
3 行政に働きかけて法律を作るお手伝い
4 他の患者会との提携
5 病気や疾患の理解を助ける人形劇の制作
6 病院機能の一環として、4つの州立病院の中にサテライト事務所をもち、
ピアカウンセリングや患者さんへの情報提供をしている。
患者会とは?
患者が学び情報を共有すると同時に、社会に対して発信してゆく場ではないか?
情報を発信することによって社会資源になりえるのではないか?
そのように考えたと言います。
次回は、日本に誕生した患者の会、アラジーポットについて書いてゆきます。
つづく、
アラジーポット公式サイト :アラジーポット
参考資料:2008/6/22 日本経済新聞 31面