日本はどこへ行くのか?100年前の国家より学べ #3 - 販促・プロモーション戦略 - 専門家プロファイル

山藤 惠三
有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
東京都
クリエイティブディレクター

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対象:販促・プロモーション

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閲覧数順 2024年04月18日更新

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日本はどこへ行くのか?100年前の国家より学べ #3

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ベンチャー経営術、イマ〜戦略系。 企業経営の戦略系は?
久しぶりに自動車教習所に通っています。
若者の自動車離れ、ガソリン高、高い駐車場など、自動車学校の経営も岐路にあるようです。
こちらの学校では、学生割引き、ネット割引、そしてネットによる予約システムなど、
教習所もイロイロと経営努力している様子がわかります。

こんにちは、山藤(サンドウ)です。

企業経営の戦略系は?として、少しマクロ的な見地より、

日本はどこへ行くのか?100年前の国家より学べ



明治の戦略家、佐藤鉄太郎は「帝国国防論」明治41年発行の中で、次のように書いています。

海洋国家、日本にとっては、海の防衛が一番重要であると主張したのです。

大陸国家の場合、他国と国境を接し国防には国境線の長さに比例して、
軍事力を大きくなり、多数の兵員を必要となります。


国家の性格も、しばしば専制主義的、軍国主義的傾向を持つ



それは、周辺国の不信と高めてしまう、
その流れは自国の優越性を誇示しようとする、
自己中心的な性格を持つものである。

満州事変を経て満州国を建設し、
中国全域に懐深く入っていった日本軍は、
ついに中国の支配、経営には成功しなかった、

その訳は大陸関与の危険性からです。



諸外国の影響を海洋からけん制し、列強相互の均衡を図り、
みずから安全保障をつとめた、19世紀英国の「光輝ある孤立」から,
学ぶところはとても大きいのです。

第二次世界大戦後、


日本は新たに日米道面を結んで穏やかな「戦後60年」を過ごすことが出来ました。
アメリカは、大西洋と大変用にはさまれた巨大な「島」であり、
日米同盟は、「海洋国家同盟」の形成であったと言います。

大兵力を擁しながら海外への軍事出動はなく、
これによって兵力を一人たりとも失うことがなかったほどの完璧な平和を
「冷戦」の中で、日本は、日米同盟の大きな受益者であったと言えると言います。

今後の日本は、海洋の派遣国家アメリカと同盟して生きてゆくのか、
大陸国家との連携を深めつつ生きてゆくべきか?

冷戦崩壊後の十数年を経て、


自国の安全保障のありようを自ら徹底的に感がいなければならない時期に来ています。

日本現代史から、100年前の国家観より学べとして、コラムを書いてきました。
100年に一度の経済危機の中、100年先の日本を展望するには、
とても良い機会だと思うのは、決して私だけではないはずです。

先人たちの歴史から学ぶことはとても多いのです。

参考資料: 拓殖大学拡学長、渡辺利夫 2008/5/19 日本経済新聞
      世界平和研究所資料 より