親からもらった一番悪い癖とは - キャリアコーチング - 専門家プロファイル

阿妻 靖史
パーソナルコーチ

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閲覧数順 2016年12月02日更新

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親からもらった一番悪い癖とは

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人は苦しければ、必ず学び出す

 斉藤一人さんの言葉に、こんなのがあります。

もっと悩んで、もっとガマン出来ないところまで行ったら、
人は必ず 学びだすんだ。
学びがハンパだから苦しんでるんだ。
で、何が苦しいんですかっていうと、
ハタから見てるほど苦しくないからなんだ。


 なかなか厳しい。

 不幸そうな感じで、不平不満を言っている人がいても、自分で学んで前に進もうとしないってことは、ハタから見てるほど苦しくないってこと。

 厳しいですね。でも、やっぱり自分で前に進もうとしないと、人生は前に進まないように出来ているんです。
 そういう意味では、本当のことを言ってくれて、ありがたいですね。

 そしてもうひとつ。

 私は常々、我慢強いってことは、不幸が好きってことだよ。そう言っています。だって、問題が小さいうちに行動を起こして対処する人は、不幸が嫌いなんです。我慢ではなく工夫が好きなんです。問題が大きくなるまで行動しない人は、不幸が好きなんです。我慢が好きで、工夫や行動は嫌いなんです。


 あなたは、幸せに向かうための工夫が好きですか?
 それとも、不幸を我慢するのが好きですか?


*あなたが親から受けた一番の悪影響

 親から学んでしまった一番の悪い習慣は、【自分の幸せのために、自分で努力する】ことの【欠如】ではありませんか?

 あなたのご両親は、もしかすると自分の問題を他人のせいにしていたかもしれません。よい夫婦は、たとえ夫が起こした問題であっても、二人の問題として解決に当たります。

 これを、夫が起こした問題だから、妻は知らんぷり。とか、逆に、夫が起こした問題を、妻が尻ぬぐい。とか。こういうのはよい夫婦とはいいません。

 夫が起こした問題だから70%は夫が始末をつける。でも、たとえ浮気でも、妻の側の冷たい態度とか、何か原因があるかもしれないから、妻の側も30%は自分の問題と捉える。

 男女が逆でも同じ。妻がセックスに応じなくて、しかも買い物依存で借金した。買い物で借金したら、70%は妻が責任を取るのが筋です。でも、夫の優しい言葉がなかったとか、何か原因があるかもしれないから、夫の側も30%は自分の問題と捉える。

 相手の起こした問題を100%尻ぬぐいするのもおかしいし、
 相手の起こした問題を100%知らんぷりするのも冷たいですね。

 私のサイトの記事「うまく行くカップルの特徴」の中に、相手が起こした問題であっても二人で解決に当たるという項目がありましたが、そういうことなんです。

 他にも、色々見習うべきでないことがあったかもしれません。

 親が子供を愚痴聞き係にするのもおかしいです。

 親が、「子供のために離婚できない」なんて口が裂けても言うもんじゃありません。子供を口実にするなんて、自分が自立できない問題をこともあろうに子供のせいにしているわけです。

 いい大人になっても、自分の感情に自分で責任を持てずに、妻に怒鳴り散らしたり、泣いて夫を責めてみたり。

 気分で言うことが変わって、考え方が一貫していないのは、日頃から考え抜いていない証拠です。自分の言動に責任を持つという大人としての基本的な態度が欠けています。

 子供が楽しそうにしていると、その幸せを吸い取ろうと寄ってきて、愚痴をこぼす親がいたら、子供は幸せに対して恐怖心を抱いてしまいます。不幸ぐせがつきますね。

 共通しているのは、
 「自分の幸せのために、自分で努力する」という姿勢がないこと。
 「他人に何とかしてもらおうとしている」こと。


 うまく行く人はね、今日よりちょっぴり良い明日のために、ちょっとだけ努力する。
 その積み重ねが、良い人生を作る。それを地道にやってるんです。

 よくある困った親のパターンを書いてみました。ひょっとして、あなたを育ててくれた親御さんは、「自分の幸せのために、自分で努力する」ことが出来ない人だったかもしれませんね。

 自分が不幸であることをアピールして相手を責める、みたいな。嫌なら自分で何とかすればいいのに、周りのせいにする。このクセ、親から受け継ぐと一番しんどいんだよね。自力で生きる力がつかないから。

 大変でしたね。そんな中でよく頑張って育ってきましたね。


*幸せって・・・

 私の師、矢野惣一氏の言葉です。

問題がないことが幸せではない。
問題があっても、それを解決できる力があることが幸せである。



 人生って、思い通りに進まないことが多いものです。特に、自分の思いこみが激しいうちはそうです。

 小学校の時に漢字の書き取りの練習をしたでしょ?初めのうちは下手くそでも、何度も書いて、少しずつ思い通りに手が動くようになり、字が書けるようになっていきます。それと同じです。人生も練習が必要なんです。

 理想を思い描いて、実践して、違ったら自分の中の思いこみを修正して現実を理解する。

 これを繰り返しているうちに、次第に心の中の思いと目の前の現実がピタリと合ってきます。
 そして、思い通りに物事が運ぶようになっていきます。

 親がしっかりしていた人は、親に叱られ励まされながら、こうやって自分で自分の問題を解決する努力をしてきたんです。こういう、自分の幸せのための地道な努力を積み重ねる習慣が身についていないのなら、それこそが、親から受け取り損ねた最大の課題だと思います。大変でしたね。


 まとめます。
 親との関係がうまく行かなかったから、トラウマを抱えていて、私の人生はうまく行かない。そういう書き方の本も結構多いのです。確かにそれも一部かもしれません。

 でも、一番の問題は、あなたの親御さんが「自分の幸せのために自分で努力する」という人生の大原則を身をもって教えてくれなかったことじゃない?

 今からでも、「自分の幸せのために自分で努力する」というその原則を覚えることが最大の解決策ですよ。

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