「情報」への道 〜 ユーザビリティ #1 - ITコンサルティング全般 - 専門家プロファイル

谷口 浩一
株式会社チームデルタ 代表取締役
千葉県
Webプロデューサー

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閲覧数順 2016年12月06日更新

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「情報」への道 〜 ユーザビリティ #1

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サイトプロデュースの現場から 情報への道
いやはや、久しぶりに、めちゃくちゃ使い勝手の悪いサイトに遭遇しました(笑)。
求めている情報はそこにどうやらある、、、でも、そこに至るまでの道はとても険しい。。。


こんにちは。
チームデルタの谷口です。


今さらながら、Webサイトというものは、本来、新聞や雑誌をはじめとしたペーパーメディアに比べ、ずいぶんと使い勝手の悪いメディアであることを、深く再認識した次第です。

あたりまえのように日々、多くのサイトと関わりを持ちながら、未だにWebサイト上で要求を満たすことができない場面が多々あるんだなと、実感しました。
満たされなかった、多くの「名も無き訪問者たちの思い」は、その後、『イメージ』としてハートに残り、サイト運営企業・団体は、『不快感』という負債を負うことになります。
そして、僕らは、このことを心して、企画、設計、構築に向かわなければいけないと。

僕らは、どちらかというと、サイトから情報を得ることで、現在抱える課題を解決する術に長けている立場にいます。
ですが、そうではない人たちを含め、サイトはさまざまなプロファイルの持ち主に利用されるもの。
それを忘れてはいけない、ということを今、強く意識しています。


ある業務において国内唯一の評価機関である公益団体から、コンサルティング業務をいただいています。
余談ですが、僕らの業界では非常に名の知れたコンサル会社との競合だったんで、受注が確定した時には、とてもうれしかったんですけどね(笑)。

分析・評価・改善提案が主な業務なので、ユーザーインターフェースの設計を除いて、サイトの制作はいっさいやりません。
なので極めて中立の立場でこのサイトと対峙できるため、前述の思いとなったわけです。


僕はこれから2か月にわたって、このサイトがいかに訪問者をイラっと(どころじゃないかな・・)させ、サイトを去る頃には、この上なく不快な気持ちで、『使えないサイト』として印象付けられているか、たくさんの書面をもって証明し、組織内部の(特にエラい)方々に少しでも

  『見えない人の声に耳を傾けることの必要性』
  『利用者の視点を持ち合わせることの大切さ』

を知っていただかなければなりません。
そして、それは、僕自身、『ユーザビリティー』という、当たり前過ぎて、つい忘れがちな大切なことを思い出すプロセスでもあります。

初訪問者、情報リテラシーが充分でないと想定される訪問者には、ページ構成や、言葉の表現、誘導ルールなど、いずれをとっても高い障壁となる可能性があります。
自由な行動を保証し、目的情報へのスムーズな到達を妨げる要因が、Webサイトというメディアには、あまりにもたくさん隠れています。


僕のやるべきことは、

  コンセプト理解の容易性、構成把握の容易性
  ビジター属性適合性、組織特性との合致性
  目標到達性、課題解決性、表現の適切性
  アクセシビリティ適合性、、、etc

を正確に評価し、改善提案を行うことです。
僕らの世界の言葉では何だか難解な表現になってしまいますが、要は、訪問者にとっての当該サイトの貢献度、有益性を向上させ、閲覧後に、このサイトは◎ってことで、少なくとも、心の中でブックマークいただくための努力なんです。


僕は、こういうコンサルを受注した際に、まずやることがあります。
そのサイトに存在する全ページを読み倒すんです。
僕のリテラシーを組織内部の方々のレベルに少しでも近づけるために、です。
そして、さまざまなパターンの参照経路を想定してみます。

そうすると、見えてくるんですよ。
途切れている情報が。
途切れてはいけない情報が。
そして、情報と情報の有機的な結びつきが、いかにユーザビリティーと満足度を高めるかが。



成功するWeb戦略とホームページ制作のチームデルタ
谷口浩一