- 増井 真也
- 建築部門代表
- 建築家
対象:住宅設計・構造
モルタルという素材は大工さんが作った下地に対して、左官屋さんが塗っていくことで自由にその形状を作り上げることができます。塗りこむ回数によっては曲面などを作ることも簡単です。
この現場ではラスカットという下地材を利用して大工造作を行いました。モルタルの表面仕上げには、浸透系の撥水材を塗布しています。
昔の小学校などにあった洗面台を覚えていますか。モザイクタイルが張ってある、みんなで歯磨きをしたあの洗面台、あれも実は同じように左官屋さんの手によってつくられています。人の手のあとが見えるって良いですよね。既製品には無い味わいがあります。