どこの会社がどうのこうのでなく、みなさんの身は自ら守ることが大切です。
私のお客様には加入の際に「この現状」を5年以上前からお伝えしております。しかし、決して「もらえる保険金」をもらうのは難しいことではありません。
あくまで私見でお話します。
それは、保険の加入の仕方です。ご自分のリスクをしっかり把握し、設計する。
そして、「信頼できる(給付能力のある)担当者」に出会うことです。
これに限ります。ちょっと辛口ですが、保険会社は請求権者である契約者からの請求が無いと「請求を受け付けること」ができないのです。今回は請求を促すようにと金融庁からの指示ですが、法律上は権利なのです。
ゆえに本人確認の書類や自署捺印等が要るわけです。
一般論ですが、
誰でももらうものは喜びますが、出すものは躊躇します。企業は売上・利益が上がりキャッシュが入るのは喜びますが、支出は抑えたいものです。保険会社とて同じです。
しかし保険という商品は公共性のあるものです。
やはり「リスクに対して給付を受けたい」と思って加入するのです。それに対して、「給付できる」ものはやはり払うというのが正しい姿です。
そこを今回の金融庁の指示は言っているのです。しかし、これからもこういった状況はあまり変わらないと思います。一般論で話したとおりだからです。
ゆえに、「保険の担当者」のみがこれに対処できると思います。約款を読み、理解し、お客様のために動く。
ここで「保険の担当者」のコストはかかりますが、お客様のためになることを鑑みると不利益は皆無です。
ぜひ、このことを踏まえて保険の加入をしてください。「給付(もらうこと)」を考えて設計し、加入してください。
そして、何か分らないことや不安なことがありましたら
お気軽にご相談してください。
このコラムの執筆専門家
- 大村 貴信
- (ファイナンシャルプランナー)
- イーエフピー株式会社 ファイナンシャルプランナー、相続FP
保険の目的は給付をもらうこと。だから一生のお付き合いをしたい
「保険は人間の気品の源泉である」と福沢諭吉先生が「西洋事情」という著書で紹介された保険は、誰かの役に立つ・愛のある商品です。貴い真心とゆうきをもって夢に向かってお客様と一緒に保険を設計してまいります。
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