「文字化け」の原因

システム発注をされる方など、技術者でない方向けに技術用語の解説を致します。
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「文字化け」の原因

「文字化け」は色々な所で経験のある方が多いかと思いますが、技術的には原因は一つではありません。

主な原因は以下のように分類できますが、Webシステム側の対応で解決できるものとできないものがありますので対応方法は技術担当者と相談して下さい。

文字化けの原因とその例

●文字化けの原因１：機種依存文字、文字集合の違い

・Windowsでマルに１と入力するとMacintoshでは「(日)」のような表示になる
・携帯電話の絵文字はPCでは見えない
・あるPCから入力した文字が他の端末では見えない

→「問題の起こる文字は使わない」などの対応となります。


●文字化けの原因２：エンコーディングスキーム（文字コード）の違い

・フォームからの入力を差し込み表示する部分だけが文字化けした
・プロクシを通すと文字化けする場合がある

→通常技術的な対策が可能です。


●文字化けの原因３：フォントセットの違い、アプリケーションの対応

・日本語と中国語を混在させたら一部の日本語/中国語 だけが文字化けした
・フランス語やスペイン語で受け取ったメールが一部だけ文字化けする
・ブラウザによって(c)マークなど特定の記号が表示されなくなる

→見る側のアプリケーションなどの環境整備が必要です。
　それができない場合は「問題の起こる方法は使わない」などの対応となります。

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