魅力的な体験レッスンの仕方 - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

藤 拓弘
リーラムジカ 代表
経営コンサルタント

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対象:独立開業

尾崎 友俐
尾崎 友俐
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2024年04月15日更新

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魅力的な体験レッスンの仕方

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生徒募集法 魅力的な体験レッスン
今回は「効果的な体験レッスンとは」というテーマで書きたいと思います。


体験レッスンは、いまや必須


今やピアノ教室の生徒募集に欠かせないツールとなっているのが「体験レッスン」ですよね。

体験レッスンは無料で行っている教室がほとんどですが、有料の体験レッスンを提供している教室もあります。また、体験レッスンは行わずに、レッスン見学のみ、あるいは体験レッスン及びレッスン見学も受け付けていない、という教室もあるようです。



体験レッスンを有料、無料どちらにするかは、あなたの教室のスタンス次第ですが、まだ入室を決めていない方に料金を要求することは、ちょっとだけ教室へのハードルを感じさせることにつながるかもしれません。


どちらが良い悪い別にして、やはり無料の体験レッスンは、これから生徒さんになるかもしれない「見込み生徒さん」には魅力的なキャンペーンですよね。

その教室の雰囲気がつかめますし、何より先生がどんな人か実際に会って確かめられます。


これからの長い年月、もしかして一生のお付き合いになるかもしれない、ピアノの先生なのですから「見込み生徒さん」にとっては、どんな先生なのか気になるのは当然ですよね。



体験レッスンで大切な5つのポイント


ここからは、体験レッスンの際の注意ポイントを挙げていきます。


■申し込み時の対応



電話にしろ、メールにしろ、まずファーストコンタクトでの印象は最も重要です。

電話での対応で注意したいことは、はっきりと明るい受け答え。私の調査では9割の人が「電話対応で体験するかを決めている」という結果があります。

体験レッスン可能日時を事前に一覧にしておく。お問い合わせの電話はいつくるか分かりません。ですが、その時になって慌てないように、事前に用意しておくことが必須。ここで教室運営が良くないと思われたら、おそらく次のチャンスはありません。


■笑顔



実際のレッスンや初めて会った時など必ず笑顔を維持しましょう。

笑顔は日々意識してトレーニングしていないと意外に難しいです。企業研修にも笑顔のトレーニングがあるみたいですしね。


■仕組み



体験レッスンの申し込み→実際の体験レッスン→入室、という流れをスムーズにするために、独自の仕組みを作ってしまうことです。

一度のお問い合わせで体験レッスンの受付のクロージングが出来る仕組みを作っておくことが、生徒獲得のために最も大切なことです。


■入室をうながさない



モノがあふれている現代では、人は売り込まれるのを極度に嫌います。生徒が欲しいというのは分かりますが、ここはグッとこらえて、入室の催促などはしないようにしましょう。

逆に「こちらとしては、入室してもしなくても良いですよ」というスタンスで望むと、不思議なことに入室率が上がります。この余裕が「入室しないと損をするのでは・・・」という気持ちにさせるのかもしれませんね。


■褒めどころとタイミング



人間褒められてイヤな人はめったにいません。そして、ピアノが初めての人でも必ず良いと思うところはあります。指の形や、大人の方でしたら勘所、小さい子なら上手に歌が歌えるなど、ピアノとはちょっと離れたところでも、良いところはたくさんあります。良いところは素直に言ってあげることで、緊張して来ている方をほぐす効果もあります。体験レッスンに来た子、お母様、大人の方のこれからのピアノライフモチベーションを上げられたら、体験レッスンは成功ですね。


※生徒募集の詳しい情報は、毎週土曜日に配信のメールマガジン成功するピアノ教室」をご覧ください。

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