東大寺鐘楼の梵鐘です。
建物は鎌倉時代、鐘は創建当時の奈良時代、どちらも国宝です。
鐘は、全国に現存する国宝13鐘の一つになります。
鐘楼は、東大寺・法隆寺・法隆寺東院の3寺のものが現存する国宝です。
建物と鐘の全てが国宝なのは、ここ東大寺のみです。
大鐘の大きさは高さ3.86mで、口径が2.71m、重量は26.3tほどあります。
定規を直接当てて測定してはいないのですが、15cmは超える鐘の縁の厚みがありました。
すげぇ肉厚ですね・・・・約26tの重量があるはずですね。
鐘声の振幅が非常に長く、「奈良太郎」と呼ばれ日本3名鐘のひとつだそうです。
もう20回近く東大寺を訪れていますが、残念ながらこれまでに音を聞いたことはありません。
「ぼーん」?「ぼわ〜ん」?「ぼーーーーん」?・・・なのかなと想像します。
いつか聞いてみたいです。
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このコラムの執筆専門家
- 中村勝己
- (広島県 / 建築家)
- 中村勝己建築設計事務所
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