- 新納 昭秀
- 新納ビジネスマスターズ有限会社 代表取締役
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
ビジネスの軍師:新納昭秀です。
さて、球春を告げるニュースとともにWBCもいよいよ佳境です。
日本は、連覇のかかった天王山を迎えています。
好調な投手陣で、ある程度のゲームメイクは、予測できますが、
攻撃陣は、いま一つピリッとしません。
そこで、最も心配なのは、イチロー選手の調子。
なかなか波に乗れていない天才打者は、明らかにリズムを崩し、
プレッシャーの中に呑み込まれているかのようです。
あの天才打者も迷い苦しんでいます。
そこで、今最も必要なことは、客観的な第三者からの目線でしょう。
つまり、“コーチの存在”が必要な時だと思います―。
以前、中学校での職業体験前の授業をやらせてもらいました。
そこで、自己紹介をさせてもらった時、
「国分寺で経営コンサルタントをやっています―。」
と名乗ったところ、隅の方からこんな会話が聞こえてきました。
「ねえねえ、コンサルタントって何?」
「あれよ、よくニュースでやっている、お金をたくさん騙し取る人…。」
ちょうど、姉歯設計の事件頃でもありましたので、
“コンサルタント”というフレーズは、
ある意味、聞きなれていたのでしょう。
また、あるセミナーで、
「経営のアドバイスをするくらいならば、自分で経営すればいいじゃない!」
と言われたこともありました。
もちろん、
「私は、その経営のアドバイスをするという会社を経営してるんですよ。」
とお答した時は、会場が笑いに包まれもしました。
また、先日、後輩数人とお酒を飲む機会がありました。
割と気心が知れている仲間でもありますので、
好き勝手なことをお互いで言い合ったりもします。
そこで、ちょっとほろ酔いになった頃、ある後輩から・・・
「悪気はないんですけど…、
コンサルタントって詐欺みたいなイメージがありますよね。
例えば、うちの業界(塗装業)のことは分からないのに、
コンサルタントなんかを入れても、業績には、
あんまり関係がないんじゃないですか?」
そんな言葉をかけられました。
それこそ、このコンサルタント業自体、あまりにも幅が広く、
いわゆる経営コンサルタントから、業種ごとのコンサルタント、
ペットのしつけコンサルタント…などもありますので、多種多彩。
その業務自体は、いわゆるアドバイス等によって、料金や報酬を頂くという形式。
馴染みの浅い方からすれば、眉唾なイメージを抱くのでしょう。
かくいう私も以前は、そちらの側の目線でした。
しかし、ビジネスの現場において、
業務のレベルが高度になったり、経営者として諸々の難題に
ぶつかると本当に苦しい状況に陥ります。それこそ、
誰かに相談せざるを得ないことに。
すると、その迷いを払拭すべく、相談相手が必要とされます。
その相談相手を誰にするのか?というのが重要な選択です。
家族?友人?占い師?いわゆるスピリチュアルな方?
できることならば、現実的な専門家を選択することを私はおススメしたいです。
「リーダーにとって最も必要なことは何なのか?」
とは、よく語られることですが、
やはり、「覚悟と決断」の連続が、リーダーの姿であり、
その質を上げるためにも我々のような存在は必要なんだと自覚しています。
これは、経営者を体験するとよく理解できますが、
“自分のことを一番よくわかっていなのが自分である”
ということに気づかされます。
つまり、責任やプレッシャーがかかる場面になればなるほど、
物事が見え難くなるというのが人間の本性なんだと思います。
「偉大なる経営者には必ずメンター(相談相手)がいる。」
という言葉があるように私たちの立ち位置は、極めて重要な
ポジションなんだと思います。
私もそんな業界の端くれとして、
少しでもイメージアップに貢献できればと思っています。
そうそう…
一緒に飲んだ後輩からの質問に対して、
「じゃあ、こんな景気の悪い時、
○○君の会社の競合相手とオレが契約したらどう?
もちろん内容は、営業のテコ入れだよ。」
「あぁ…、先輩、わかりました。それだけは、勘弁して下さい。」
意地悪な返答でしたね。(笑)
(イメージダウン?)
ご安心ください、何でも言い合える仲ですから!
では、今週も頑張っていきましょう!
頑張れニッポン!
頑張れ日本のビジネスマン!
もちろん、私も頑張ります!
PS:私にも第三者の目線は必要です。よって、
顧問として、コンサルタントの指導も受けていたりします。
ビジネスの軍師 新納昭秀
新納ビジネスマスターズ有限会社 代表取締役
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