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寺崎 芳紀
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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こんにちは!株式会社アースソリューションの寺崎でございます。


毎日本当に暑いですね。

やっとお盆も終わり、日常を取り戻している方も多いのではないでしょうか。


私は毎年夏休みは取っておりません。

その代わり、通常であれば時間があれば家族と出かけたりしておりますが、今年は新型コロナの影響もあって本当に出かけていませんね。本当に近所の行き来位しかしていません。

酷暑なので、公園で遊ぶのも危険ですので、基本的には家にいるのが一番安全なのかもしれませんが、小さいお子様がいらっしゃる方はそうもいきません。


学校の夏休みも、今年は通常よりも大幅に短いので、お子様たちは本当にかわいそうです。

しかし、そんな中でもたくさん思い出を作っていただきたいものです。


少し話はそれましたが、今回はあまり良い話ではないかもしれませんね。

「痛ましい事故」のお話です。


毎年この時期になりますと、水の事故に関するニュースを大変多く聞きます。

川や海で溺れて亡くなる方、また溺れている方を助けようと思って勇気ある行動をするも、助けきれず当人もお亡くなりになってしまうケース・・・大変残念で悲しいニュースです。


今年はコロナの影響で旅行にも行けないため、せめて近場の川や海で水遊びやキャンプをしようという方は、相当数いるのでしょう。


統計を見たわけではない(そもそも統計があるかどうかも知らない)ので一概には言えませんが、いかんせんこの暑さにコロナ情勢も手伝い、今年は水の事故が多いように思えるのです。


お亡くなりになった方のご冥福をお祈りするのは当然として、私は思うことがあります。

なぜ、毎年このような事故が後を絶たないのだろうか、ということです。


人間にとって一番苦しい死に方は「溺死」だと聞いたことがあります。

要は、呼吸ができないことが最も苦しいと。当然ですね。


溺れて呼吸ができなくなる苦しさも、また毎年これだけ水の事故が多発していることを知っているはずでしょうに、無くならない事故。まあ、事故を完全にゼロにすることは不可能なのですが・・・


私は川や海で遊ぶこと自体は好きですが、深いところまで行くのは怖くてできません。膝上くらいまでの深さでも十分に遊べます。泳ぎたいなら、人間の腰くらいまでの高さでも十分可能なのではないでしょうか。

ですので、家族で遊びに行っても絶対に水深のあるところには行きませんし、行かせません。


しかし、川や海の状況はよくわかりません。浅瀬かと思ったら急に水深が深くなるということもあります。

わからないから、敢えて危ない橋はわたらないのです。


もし、自分の子が川でおぼれてしまったら・・・などと考えたら、私は居ても立っても居られなくなります。だから、行かせません。


私はこういう考えなのですが、考え方はいろいろあるでしょう。

しかし、川や海を過信し、ナメてかかると事故は起こるものです。


水の事故だけでなく、1年を振り返ると慢性の病気や交通事故・自殺以外で人が亡くなるケースはいくつかあると思います。


水の事故以外にも、例えば、


・正月の餅の喉詰まらせ事故

・子どもの遺物誤飲

・急性アルコール中毒(あるいはお酒にまつわる急性心筋梗塞等)

・熱中症

・インフルエンザ


等々です。


熱中症やインフルエンザは「事故」ではないし、病気の部類に入るかもしれませんが、これが原因で亡くなる方が一定数いるということです。


上記で、熱中症やインフルエンザは仕方がない。かかりたくて発症するわけではありませんので。


しかし、急性アルコール中毒やお餅については、防げないものでしょうか。


先程調べましたら、餅を喉に詰まらせて亡くなる方が毎年1千人を優に超えるのだそうです。

ただでさえ高齢者は嚥下機能が低下しているわけですから、本当に気をつけないと本当に大変なことになります。


「喉に詰まらせて死んだら本望だ。だから自分は餅が食べたい」というならともかく(それでもダメですが)、そうでないなら危険を顧みずに餅を食べる必要があるのか。


私が介護施設に勤務していたとき、お正月に餅は提供しませんでした。

その代わり、餅に似せた「餅もどき」のようなものを用意していただき、お正月にはお食事提供をしました。

しかしそれでも、あるご入居者様が誤嚥しそうになって、「あわや」という状況になったことがあります。それ位、高齢になると嚥下機能が低下し、窒息リスクが高まるのです。


ご自宅でお餅を食べるなら、本当に細かく切るとかして工夫しないと、このような事故はなくなりません。毎年1千人以上亡くなるというのは、普通ではありません。


急性アルコール中毒もそうです。そうなるまで酒を飲むからいけません。

もっと悪いのは、飲ませる側です。


お餅やお酒が原因で、命を落とすなんて悲し過ぎますよ。


水の事故を含め、今回の話題で共通することは「自己責任で防げる」ということ。

川や海を過信してはいけません。お餅やお酒も同様。


この暑さで、水遊びしたい気持ちはよくわかります。お酒もおいしいですよね。

しかし、リスクは犯さない。また、なんでも程々が一番です。



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(東京都 / 経営コンサルタント)
株式会社アースソリューション 代表取締役

介護事業所の開設から運営まで、オールワンでお手伝いいたします

有料老人ホーム施設長・訪問・通所介護管理者・老健相談員、事業所開発等の経験を活かし、2007年7月に弊社を設立しました。介護施設紹介サービスをはじめ、介護事業所の開設・運営支援等を行い、最近では介護関連の執筆活動にも力を入れております。

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