- 橋口 文子
- 合資会社AJ Webプロデューサー
- 東京都
- Webプロデューサー
対象:ホームページ・Web制作
- 小菅 太郎
- (ITコンサルタント)
- 原島 洋
- (Webプロデューサー)
こんにちは!AJハシグチです。
さて今回は、離れた場所の相手とデータを共有する のにおすすめするのは Dropbox(ドロップボックス)です。
仕事上で離れた場所のパートナーさんや、プロジェクトチームメンバー同士の文書の共有、または自分のデータの場所としても有効です。
ドロップボックスDropbox
2GBまで無料(有料で50GBあり)データの共有、同期、バックアップ、管理が活用できます。
ソフトウェアをダウンロードして入手します。データを共有するパソコンにはこのソフトウェアがインストールされていることが必要です。
ドロップボックスのサイト(英語サイトのみ)http://www.getdropbox.com/ から簡単にダウンロードできます。
注目は・・・
2GBまで無料
2GBもあれば通常のファイル文書であれば充分と思われます。50GBの有料サービスも年間で約$100ドルほどです。
データの同期、バックアップは全て自動
インストール後(詳しい説明はここでは省きます)にMy Dropbox フォルダが作成されるので、このフォルダの中に保存したファイルデータは自動でバックアップされます。
操作性を気にしなくても良いという反面、このフォルダに置いたデータは共有者に見られるであろうことを頭に置いておきましょう。
更新は差分のみをしてくれる
データが更新された場合、その全てのデータを上書きするのではなく、更新された部分のみをアップロードしてくれるので無駄がなく通信も高速です。
データ削除・上書きしてしまった場合
間違ってデータを削除してしまった。上書きしてしまった。という場合ドロップボックス(Web上:インストールすると常駐アイコンから簡単にサイトに移動できる。)から簡単に元に戻すことができます。
複数でのファイル共有もしっかりサポート
複数で同時刻に同じファイルを利用していたとしても、全てをバックアップ・同期してくれるので安心です。
とまぁ注目の機能を書いてきましたが、心配なことも・・・例えばチーム・メンバーなど複数人で利用するときそれぞれのPCに同じファイルが複数できてしまうこと・・・はまぁ仕方ないにしても、途中で外れた(あまりあっては欲しくありませんが。)メンバーがいた場合、どうするか?とか・・う〜んそうなったときは根本的にドロップボックス利用の云々という問題でもないですね(^-^;
私自身問題が出てくるまでにまだ使いこなしていないということもあり、今後の宿題にします。
このドロップボックスのようなサービスも今後は増えてくると思われます。将来クラウドコンピューティングという時代に突入していくことを思わせるサービスかと感じています。
そういえば余談ですが先日、友人がたいへんな目に合ったことを思い出しました。
USBメモリースティックに会社PCからデータを入れて自宅PCへ持ち帰ったところ、コンピュータウィルスにやられてしまいました。それに気がつかず、今度はそのUSBメモリを会社PCに差し込み・・・会社のPCも感染!
実はURBメモリが感染元だと気がつかずに再度差し込みをしてしまい・・・2度目の感染です。ここで初めてUSBメモリが感染元だったと気がついたそうです(T-T)システム部の方は2度も駆除に走ったのですね・・・お気の毒です。
ドロップボックスが完全に安全というのではありませんが、上記のようなことは避けられるのかもしれません。ただし、多くの企業ではデータの持ち出しは禁止されていますから、このドロップボックスの利用もご自分で責任を取れる方、個人の使用でお試しください。データの取り扱いはあくまでも慎重に。
このコラムが何かの参考やきっかけになれば幸いです。
春を待ち遠しく思いながら本日はこの辺にて。
Dropbox /ドロップボックス
http
Dropboxのセットアップと使い方
私が以前ドロップボックスをインストールするときの参考にいたしました記事です。
末筆ながら Itmedia の斎藤健二様どうもありがとうございました。Dropbox関連の記事は私のこれよりはるかに深くてわかりやすいです(^-^) みなさまもご参考にしてくださいね。