【 国民年金に関するご相談 】
こんにちは!
いつも楽しく読んでいます。
さて、国民年金について相談がありメールさせて頂きました。
仕事が自営業なので国民年金を支払っています。
現在33歳ですが、自分が受け取ることができるころには、
今の年金生活者よりもっと厳しい状況になっているのではと
想像してしまいます。
そもそもの年金の考え方に反しますが、支払った保険料に
見合うだけの受給額は期待できないとおもいます。
国民年金の保険料を支払わずに、自分で貯蓄するのも
ひとつの手かなとも考えてしまいます。
そこで、国民年金をしっかり支払った場合、自分で貯蓄した場合、
それぞれのメリット、デメリットを
教えていただけませんでしょうか??
もちろん年金は義務ということを理解したうえです。
参考までにお話を伺えればとおもいます。
すみませんが、アドバイスをお願いします!
よろしくお願いします。
毎週たいへんですが、これからもがんばってくださいね。
【 CFP伊藤のコメント 】
国民年金の月額支払い額は、平成19年4月から平成20年3月までは1ヶ月14,100円です。
わかりやすく、月15,000円とすると、40年支払いで720万円です。
年間約80万円もらえますので、9年以上もらえれば得です。
今ならば、65歳から受給ですので74歳以上生きれば得という計算になります。
本当は、国民年金支払いで税金も安くなっているので、実質7年以上もらえばその分得でしょう。
80歳まで生きれば、掛け金の倍もらえます。
メリットは長生きした場合、絶対的に得です。デメリットは72歳以下で死んだ場合です。
支払った保険料に見合うだけの受給額は期待できないと思うとのことですが、
私は72歳以上生きると思うので、支払った保険料に見合うだけの受給額は期待できると思います。
それよりも、年金なしで70歳を迎える不安は絶対に回避したいと思います。
無年金のお客さんも何十人かいますが、その分お金を貯めている人に出会ったことはありません。