家相との付き合いかた - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

村上 治彦
一級建築士事務所 村上建築設計室 代表
東京都
建築家
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家相との付き合いかた

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建築豆知識

家相はやっぱり気になる?




家相や風水。
家づくりにおいて多くの方がチラっと頭をかすめることでしょう。
これまでの日常生活では、気にしたこともなかったのに、
なぜか家づくりの時には一応気になる・・・そういうものです。

これは時として、
「家づくりの愉しみ」に多大なダメージを与えることも。
一番悪いのが、プランも気に入ったものができ、
夢や希望がふくらんだその時に、例えば親戚から
「この方角に○○があると・・・」
なんて言葉と聞いてしまったとき。

その日のうちに本屋さんへ行き、家相の本などを見ると、
あれもこれも「いけないの?」
あっちの本とこっちの本では「書いてあることが違うじゃない!」
それからは色々な情報に右往左往。
家づくりを完全に振り回されてしまいます。

そもそも家相とは何?
ということについては専門書にお任せして、
ここでは現代住宅事情においての「付き合い方」を。



冷静な距離感を保とう。




昔から言われている家相の考え方を
現代の住宅事情に当てはめることは至難の業です。
都市部の住宅地では、不可能に近い。
昔からの邸宅がなくなったその後に、
小さく分割して分譲地が売り出されると、
そもそも鬼門ってなんだろうな・・・なんて思ったり。

一軒が建っていた土地に、3〜4軒が建つことになるのですから、
建て込んだ地域では、通風・採光・高さ制限などなど
家相以上にクリアしなくてはならないことが多いのです。

建て主さんには、この「事情」をしっかりと理解していただき、
家相とは「冷静な距離感」をとって頂きたいと思っています。


私達は「家相を気にすること」を否定してはいません。
やっぱり「気になるもの」。自分だってそうです。
ただ、無用な脅しで家づくりの愉しみを振り回されるのは避けたい。
そのためには自分なりの家相観(大げさですかね?)
が必要なのだと思っています。

つづきは、また。


村上建築設計室