- 増岡 健司
- 医療法人社団 MEDIQOL 理事長 歯科医師
- 東京都
- 歯科医師
対象:一般歯科・歯の治療
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
しかし、噛む力がもつ心身への健康効果は、はかり知れないものがあります。具体的にはどのような事でしょうか?
噛むことと、全身の健康
効果(1) 脳によい刺激を与える
●脳の神経細胞を壊す、有害なたんぱく質「ベータアミロイド」。この物質は、口のそしゃく運動が少ないほど多くなるという。さらに噛むことで脳が活発に機能し、反射神経や記憶力、集中力なども高まる。
効果(2) 胃腸機能が良くなる
●よく噛むことで食べ物の表面積が大きくなり、消化酵素による分解効率がよりアップする。唾液に含まれる消化酵素は、食べ物を消化しやすくしてくれ、よく噛んで食べるほど、胃腸の負担は軽くなる。
効果(3) 美容にいい
●食べ物をよく噛むと、満腹中枢が刺激される。そのため、食べ過ぎを防ぎ、効果的にダイエットができる。さらに、顔の筋肉と骨が鍛えられ、しわを予防。若々しい表情をつくることも可能。
忙しいからといって、早食いしていると、食事を楽しめません。
食事は目で楽しみ、匂いをかぎ、かつ歯ごたえを感じながら食べるもの。
ゆっくりと豊かな食生活を満喫するためには、健康な歯が欠かせないのです。