バレンタイン直前!チョコに添えて渡す?お薦め本3冊 - ホームページ・Web制作全般 - 専門家プロファイル

ウジ トモコ
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閲覧数順 2024年04月25日更新

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バレンタイン直前!チョコに添えて渡す?お薦め本3冊

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お奨め書籍/イベントなど ビジネス・マーケティング関連書籍
こんにちは ウジトモコです。

ご存知の方も多いかもしれませんが、ウジパブリシティーのある自由が丘は通称「スイーツの街」としても有名なんですよ。この週末はもちろん、きっと今日あたりから大変な人に違いありません。

ということで、今日は人混みの自由が丘にはあえて出勤せず(笑)、自宅オフィスより最近ご紹介出来ていなかったおすすめビジネス書を三冊ご紹介します。バレンタイン特集ということで「相手別」「期待度別」「関係別」で選んでみました。




**超多忙を極める、パートナー/ダーリンに。「残業時間激減」ハックス?!

★ルーチン力 (単行本(ソフトカバー))佐々木 正悟 (著)

著者の佐々木正悟さんからもう1ヶ月ほど前に頂いていて、ずっとご紹介出来ずにいたのですが、今回の企画にはまさにうってつけの一冊です。

タイトルが非常に斬新だと思いますが、そもそも、業界で言うところの「ルーチンワーク」と「ルーチン力」はかなり意味が異なります。
あまり感心な姿勢とはいえませんが「新規」や「プレゼン」はだいたい気合いを入れるけど「ルーチン」はまわしておけばOK!・・・と、そんなニュアンスで使われる事が多いでしょうか。効率化というより「流す」「適当にこなす」という意味合いが強いようです。

そう言った意味で、そもそも、佐々木さんの推奨されている「ルーチン力」は目指すゴールがあきらかに違います。

どちらかと言うと、いわゆるクリエイエィブクラスや売れっ子フリーエージェントはもちろん、責任ある立場の実力派ビジネスマンのための「タイムハックス+ライフハックス+心理ハックス」であり、それらを具体化して実際に後押ししてくれる「ツール」が「ルーチン力」なのです。

時間というものは量的なリソースなのであり、そのリソースを消耗していくのがタスクという業務です。どんな小さなタスクであれ、時間をかけずに業務をするということはありえません(思考をするだけでも時間はかかります)。
だから、すべてのタスクはこのカレンダーの中になければなりませんし、すべてを書き込むことができるのかどうか、きちんとチェックしなければなりません。時間属性外のToDoリストに書いたタスクは、永遠に終わらないリストになる可能性が高いのです。「ルーチン力P66より」


なるほど。確かに。

いつもながらおっしゃるとおりですね。ちなみにこちらは他に3冊シリーズで「情報力」「企画力」などがあります。装丁で、ジャケ買いさせる工夫も万全です。

100ページ足らずの薄い本ですが、内容はずっしり。重いテーマです。ああ、私も残業を減らすべく「ルーチン力」を磨かねば!





**友チョコが友チョコで無くなる日?!期待急上昇中のBFに。。。

★どこの会社でも通用する、ポータブル・スキルを身につけろ! (単行本(ソフトカバー))吉井 亮介 (著)

著者の吉井亮介さんは、神田昌典氏率いる株式会社アルマックのもと最高マーケティング責任者(CMO)としても有名な方です。同じ出版社ということで、今年、出版社主催の新年会で初めてご本人にお会いしたのですが、もうその日のうちにすっかりファンになりました。マーケティングの天才が持つ、独特の雰囲気やオーラのスゴい方なのですが、そういった吉井さん自身の魅力の秘密もきちんとノウハウとしてまとめてご紹介されています。

能力だけでなく、目的意識や考え方があなた自身のブランド価値に大きな影響を与えます。自分の事ばかり、自分の利益ばかり考えている人といっしょにいたいとは思わない。(・・・中略)相手に共感する力や、思いやりを持つことが大きな力となる。「どこの会社でも通用する、ポータブル・スキルを身につけろ!P186より」


ちなみに、吉井さんご自身はご本人の天才っぷりを「僕はね、本当は、魔法使いなんですよ。」とおっしゃっていました。確かに・・・。カリスマや天才といわれるマーケターの方って「魔法使いっぽい方」が多いですよね(笑)

マーケティングの「魔法」を使いたい人も、まずは「ポータブルスキル」を身につける必要がありそうです。




**男女の壁を越えて・・・腹心と呼びたいあの人に

★あなたには夢がある 小さなアトリエから始まったスラム街の奇跡 (単行本)ビル ストリックランド (著) 駒崎弘樹 (翻訳)

以前、ブロガーの鹿田尚樹さんにポッドキャストインタビューをして頂いたときもご紹介したものです。

ちなみに、原題の方がさらに良いかもしれません。
MAKE THE IMPOSSIBLE POSSIBLE

いくつもの心うたれるエピソードが登場し、著者のアートと地域社会、人間への愛を感じる素晴らしい書なのですが、私が特に好きなくだりはこちらです。

いい人生とは、期待して待つようなものではない。追いかけるものでもないし、手に入れようとするものでもない。自分の夢を土台にして、一瞬ずつ自分で築いていくものだ。まずは自分の夢を知り、それを大切にする事から始めよう。大事なのは、夢と幻想の違いを知る事なのだ。「あなたには夢がある 小さなアトリエから始まったスラム街の奇跡P302より」



さて、この本の中にたびたび陶芸教室や「ろくろ」をひくシーンが出て来て、小さい頃のとても懐かしい思い出と重なりました。

たまたまですが、私の両親が知り合ったきっかけは「陶芸教室」であったと聞いています。
私の父は、頭でっかちで物事を突き詰めて考えるのタイプの人であり、母は美大に行ってピアノを弾いていたまさに「夢見る、夢子さん」でした。
そんな正反対の二人ですから、今でも、実家を尋ねるとよく小さな事で意見があわず、言い争い(まぁ、良く言えば意見交換)の現場に出くわす事となります。そんな両親が、若い時分には仲良く並んで「ろくろ」をひいていたんだなぁとか、そう言えば小さい頃はよく陶芸の先生のアトリエを尋ねたなぁ、なんていう事を思い出し・・・。

想像するだけでも、かなり微笑ましい気持ちになりました。

「あなたには夢がある」には、様々なアートの可能性が物語として綴られていますが、デザインやウェブサイトにも、まさに同じような事が言えると思います。美しいものやクリエイティブな体験は、不可能を可能に、異なる種類のものを繋いだり引き合わせたりすることが不思議と可能なのです。



では、皆さんも良いバレンタインを☆



【番外編】
▼「中味はいいんだけどなぁ」という人には必読でしょう
→視覚マーケティングのススメ
(アスカビジネス) (単行本(ソフトカバー))ウジ トモコ (著)

▼ビジネスに使えるデザイン「視覚マーケティング」を研究するMIXIコミュニティ
→視覚マーケティング研究会



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