まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。
最近、美容診療が一般的になり、それに伴う医療機関の急増にも目を見張ります。
私が開業している新宿でも、『内科』と検索しただけでも、『美容内科』、『美容点滴』等の美容的な内容でヒットすることが非常に多くなりました。
こと手術となると、どの医療機関、医師を選ぶのかは、数が増えて分だけ難しくなっているのではないでしょうか?
私は、こうした方に、『その担当医は、どんなデザインを書きますか?』という点に着目していただきたいと思います。美容外科の手術は、修正手術を除けば、その技術的な問題よりも、どのようなプランニングで手術をするのかという方がはるかに大事だと思うからです。
今回は、私がこだわっている『小鼻縮小術のデザイン』をご紹介したいと思います。手術書には、ミリ数が目安として書いてありますが、患者さんの顔の大きさ、左右差、顔とのバランス等を考慮したうえで、どの程度の切除幅(ミリ)にするのかを私は決めています。ちょうど、オーダーメイドの洋服のような感じと言えばイメージが付きやすいでしょうか?
そうして、切除幅を決めた後に、小鼻の仕上がるイメージを頭に置きながら、ラインを引いていきます。
黄色い矢印で示したデザイン線(青)が非常に大事です。一見直線的に見えるかもしれませんが、微妙なカーブを描いていることが、『みそ』です。
この形は、術後直ぐに反映されてしまいます。術後5日目抜糸直後の状態をお見せします。
この傷(赤くなっているので分かり易いと思います)のラインが、黄色い線で示したようになだらかなカーブを描いているというのが自然さを強調する上で非常に大事だと思います。
また、左右差に合わせて、左右の小鼻の切除幅を変えるという技術も大事です。
こうしたデザインは、担当医の感性に非常に影響を受けますので、この点に注意して担当医を選ぶと『失敗が少ない』と思います。
私は、他院修正手術も積極的に行っていますが、一度切り取られてしまった組織は元に戻せず、修正手術が困難な場合も少なくありません。そういうことにならない『担当医選び』をしっかりとやって頂きたいと思います。
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このコラムの執筆専門家
- 山本 豊
- (東京都 / 院長)
- 新宿山本クリニック
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美容整形手術における、数多くの修正手術の症例数を持つ、私だからこそ出来るアドバイスがあります。初回・修正を問わず、目や鼻、リフトアップの美容手術はもちろん、美肌治療やヒアルロン酸などの美容皮膚科の分野にも広く対応しております。