- 大山 充
- 株式会社 東京総合研究所 代表取締役
- 東京都
- シニア・エグゼクティブ・アドバイザー
対象:投資相談
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
こんにちは!
東京総合研究所スタッフチームですp(^-^)q
今日はじめじめして若干蒸し暑いですね!
夏が終わらないうちにカキ氷を食べたいですね(*^-^*)
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いきなりですが“パレートの法則”というものをご存知でしょうか?
アリのコロニーには働きアリがいます、しかしその働きアリのうち2割は実は仕事をしていないというものです。
さらに面白いことに、8割の働くアリと、残る2割の働かないアリをそれぞれ取り出してコロニーを形成させると働くアリばかりで構成されるコロニーでもまた2割の働かないアリが出現し、一方働かないアリばかりで構成されるコロニーでも同様に8割の働くアリが出現します。
この8:2という数字がみそなのです。
実はこの8:2という数字は所得分布やマーケティングにおいても登場します。例えば2割の富裕層の所得が社会全体の所得の8割を占める、2割の商品の大きな売り上げが全商品の売り上げの8割をカバーしているなど、さまざまな経験則がありここに8:2という数字は登場します。そう、これらは制度や時代など人為のなす現象ではなく、社会自然的な現象だったのです。
もちろんこのことはファンドの世界にも言えて投資家の儲けのうち8割は2割の銘柄から、時間的に言えば2割の期間からのみ出現します。
パレートの法則に話を戻しますと実はこの2割の働かないアリにも重要な役割があります。それはコロニーを脅かす未知の事態に対応するためにエネルギーを保全しておくというものです。つまり“働かない意義”があるのです。なんともうらやましい話ですね。
ファンドの世界で言えば「休むも相場」、すなわち儲かっていない8割の期間にこそ投資家の質、実力が問われるということに繋がります。
そして現役ファンドマネージャーとして20年の経験を持つ弊社大山は“ファンドを作るとき優秀で目先大きな上昇が続くと予想される銘柄だけを選ぶのでなく、2割以上の割合で活躍していない、たたき売りされた銘柄を組み入れる”ということも経験則として活用しています。
運用中、その2割は活動しません、しかしそこに意義があるのです。
一本棒のように上昇するファンドはやがて折れるのです、そこであえて折れている銘柄を織り込むことによって、上下しながらも折れない、柔軟なファンドとなるのです。
現にバブルではどんなファンドが優秀であったか振り返ると、こういったファンドとなります。
全ての銘柄には意義があります、たとえそれが今活躍してないものであっても、それは万一のとき自分を救ってくれるものなのかもしれないのです。
詳しくはこちらもお読みください→
東京総合研究所株ブログ投資顧問 「パレートの法則で繋がる働きアリとファンドの秘密」
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