写真は壁のモルタルの仕上げです。
材料の袋には、入れる水分量の表示がありますが、
左官職人さんは、かまわずバケツに汲んだ水を豪快に投入しています。
回転する骨材を見ながら、更に調整水を少し入れていきます。
見る見るうちに塗りやすそうなモルタルに変化していきました。
量らずに、適当に水を入れているように見えて、
丁度良い粘度に練り上げていきます。
大丈夫かと最初は心配しましたが、完璧な状態です。
二度目に使う材料とのことですがさすがです。
二度塗りを行い、程よく乾いてきたら、
モルタルの掻き落としを行います。
「やってみますか」と
僕も一部行いましたが…
難しい仕上げであります。
う~んキレイ!
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このコラムの執筆専門家
- 中村勝己
- (広島県 / 建築家)
- 中村勝己建築設計事務所
目指すは大らかでゆったりと過ごせる気持ちのいい空間の家
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