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地域交通を考える
環の小坂です。
乗り合いタクシーってご存知ですか？
文字通り乗り合いなのですが、過疎化が進む地域において、
バスに変わる新たな交通手段です。
私の父の出身地である地区は1日バスが3往復していました。
2年前に訪れた際にはまだバスはあり、行きは新幹線の遅れでバスに間に合わず
タクシーで行ったのですが、帰りはバスです。
が、始発（上到米）の隣のバス停から乗りましたが、しばらくは家族以外の乗客はおらず、
いつまでこのバスも続くんだろうかと思ったものです。
そのバスが昨年廃止され、今は一部区間に乗合タクシーが運行されています。
＜参考＞
羽後町のホームページより
特集 バス路線一部廃止地域の「足」確保のために
http://www.ugomachi.com/e_ugo/kurasi/gyosei/kikaku/koho/t_b.html
『うご乗合タクシー』10月１日再試行運行開始
http://www.ugomachi.com/e_ugo/kurasi/gyosei/somu/u_t.html
電話で予約する必要があるのですが、低コストで、バス会社や
町の財政も圧迫させずに地域の利便性を図る仕組みです。
今年の夏、久しぶりに訪れる可能性もあるので、その際には利用してみたいと思っていますが、
日本人の心の故郷である農村の維持や高齢化対策、自治体の財政など
様々な問題が絡むことに交通の問題があり、
バス・鉄道などのインフラを将来どう残していくのが
集落の限界化を防ぐのかに非常に注目しています。
新幹線やリニアなどに注目が浴びますが、
交通政策（道路・鉄道・バス）は政治の重要なテーマであると思っています。
こういう情報を積極的に発信する町役場の方にも感謝です。
