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まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして、深謝いたします。
当院は、連日、修正手術を行っている非常に珍しいクリニックです。そのため、様々な症状の方に対しての経験値が高いのと同時に様々な術後経過の方にお会いしている経験値も高いのも特徴だと思います。
今回は、『ぷっくりとした不自然な目元を修正した』症例の方をご紹介したいと思います。また、術後経過中に起こる変化もご紹介したいと思います。
最近、当院で修正手術を受けられた術後経過の方に、『これは修正手術が失敗した』と安易なコメントをする医師がいることは残念でなりません。
修正手術後の経過は、人それぞれで、時として『悪化したように見える』時期がある事もあります。こうした症状を見慣れていないと、『失敗』というコメントをしてしまうのだと思います。
修正手術は、『経験値』が非常に大事で、こうした術後経過を見慣れている経験値も非常に大事です。修正手術は、手術を受ける前に様々な先生の意見を聞き、手術を受けたら、『担当医の意見を聞く』ことが何より大事だと思います。
さて、少々前置きが長くなりましたが、術前と術後8か月の状態を比較して頂きたいと思います。二重の幅が若干せまくなり、すっきりとした感じに変わった事がお分かり頂けますでしょうか?
この方の場合は、二重がうっ血して浮腫んでいること、皮膚に若干の余りがある事が原因として考えられますので、修正手術としては、
1. 皮膚切除
2. うっ血を解除する
という事を行います。
皮膚切除のデザインをお見せします。これをどの程度どのような形状で皮膚切除をするかというのは、担当医のデザイン力が要求されます。
術中所見は、私のコラム『美容外科話』でお見せします。
この方は、私の所にいらっしゃる前に2回の手術(部分切開重瞼術と眼瞼下垂手術)を受けられているので、今回の状態がどちらの先生によるものなのかは分かりかねますが、こ手術回数を重ねると、非常に修正が難しくなってしまうというのが現実です。
さて、ここで今回是非お見せしたいのが、『術後経過』です。術後7日目抜糸時の状態、術後1か月、術後3か月をご覧になって頂くと、『目が開きすぎ』の状態であることが分かります。この状態を他医が診察し、『この修正手術は、失敗で、過矯正になっているね』というようなコメントをすることがあります。こうしたセカンドオピニオンは、『百害あって一利なし』ですので、担当医をきちんと信用して欲しいと思います。
術後7日後 術後1か月
術後3か月
最後に、術後の傷経過をご紹介したいと思います。これも『一時的に悪化する』ように見えます。術後1か月、術後3か月、術後5か月の状態で、術後1か月の状態は、悪化したかのように見えますが、その後徐々に改善しているのがお分かりいただけると思います。
術後1か月 術後3か月
術後5か月
いつも同じことを書きますが、修正手術は、このように『経過に時間がかかる』上に『一時的に悪化して見える』ということも度々起こります。このようなことを認識し、担当医を選んだ後は、担当医を信じていただきたいと思います。また、修正手術の担当医を決める際は、非常に高度な技術が要求されますので、『担当症例写真を見る』などして、担当医は慎重に選んでいただきたいと重ねて申し上げます。
治療費、施術費に関しては、こちらを御覧下さい。
http://www.dr-yamamoto.com/cost/?ca=1
ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。
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また、スタッフブログもぜひご覧下さい。
当院のインタグラムのページもありますので、よろしければご覧下さい。
https://www.garow.me/users/shinjyuku.yamamotoclinic/5705687229
このコラムの執筆専門家
- 山本 豊
- (東京都 / 院長)
- 新宿山本クリニック
「もう治せない」と諦めてしまう前に、ご相談ください
美容整形手術における、数多くの修正手術の症例数を持つ、私だからこそ出来るアドバイスがあります。初回・修正を問わず、目や鼻、リフトアップの美容手術はもちろん、美肌治療やヒアルロン酸などの美容皮膚科の分野にも広く対応しております。