- Dr.TSUBAKI
- ティースアート ティースアート代表
- 東京都
- 歯科医師
-
03-3541-3514
対象:矯正・審美歯科
- 東海林 貴大
- (歯科医師)
1991年に発売されたオフィスホワイトニングは、それまで歯科医院で虫歯の治療に使用していたハロゲンライトを転用することができたため、急速に広がりました。しかし、ハロゲンライトは光の出力が少ないために、時間がかかってしまうという欠点がありました。
1992年にこの欠点を補うために使用され出したのがレーザーです。レーザーホワイトニングを考案したのは、アメリカ審美歯科学会(ASDA)会長のDr.Smigelでした。当時歯科治療で使用されていたレーザーは、アルゴンレーザー、炭酸ガスレーザー、Yagレーザーなどですが、その中のアルゴンレーザーと炭酸ガスレーザーがホワイトニングに転用できることが発表されたのです。
ハロゲンライトに比べてパワーのあるレーザーは、ハロゲンライトよりも短時間でホワイトニング剤を分解させることができるため、レーザーを持っていた歯科医院は、ホワイトニングに使用するようになったのです。
しかし、レーザーの最大の欠点は価格です。通常歯科用レーザーは安いもので200万円くらいからです。医療用のレーザーはそれぞれレーザーにしかできない利点があるために導入しますが、ホワイトニングに関しては、レーザー自体にはホワイトニングの作用は全くなく、ホワイトニング剤を活性させるためにハロゲンの代わりに使用していただけでしたので、ホワイトニングだけのためにレーザーを購入する歯科医師はほとんどいませんでした。
1994年には、アルゴンレーザーとほぼ同等のパワーを持ったハロゲンライト(プラズマアークライト)が開発され、価格も50万円〜100万円とアルゴンレーザーのほぼ半分〜1/3で効果は変わらなかったため、プラズマに人気が集まり、レーザーホワイトニングは徐々に減ってきました。
現在は歯茎の治療などに頻繁に使用されているダイオードレーザーを、ホワイトニングに使用しているところは一部でありますが、他のレーザーはほとんど使用されなくなっています。
このコラムの執筆専門家
- Dr.TSUBAKI
- (東京都 / 歯科医師)
- ティースアート ティースアート代表
米国の最先端ホワイトニングを日々研究、提供しています
日本で最初のホワイトニングサロンを銀座にオープンさせて以来、講演活動などを通して国内のホワイトニングを牽引しています。常に新しい技術を習得することを心がけており、年2回アメリカの審美学会に出席、日本人の歯を白くすることに貢献しています。
03-3541-3514
「ホワイトニング」のコラム
ブライトスマイル再開のお知らせ(2013/06/25 09:06)
新ブライトスマイルいよいよ発売開始!!(2011/11/02 09:11)
最新ホワイトニング、ティオンオフィス全国発売決定(2010/11/11 02:11)
超高濃度ホームホワイトニング(2010/08/03 10:08)
ウォーキングブリーチで効果が出ない場合(2009/10/07 10:10)