ジェットコースターの時代をいかに生き抜くか その1 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

安井 正
クラフトサイエンス一級建築士事務所 
建築家
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ジェットコースターの時代をいかに生き抜くか その1

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きのう、うちの近所ではガソリンの値段が112円まで下がっていました。
8月ころにはどんどん値上がりして一時は180円を超え、
どこまで上がっていくのかと不安に感じた記憶も新しいのに
いまや、どこまで下がっていくのか不安に感じてしまう。
そんな急転直下な状況が起きようとは、あのころは思っても見なかった…
という人も多いのではないでしょうか。

経済のグローバル化が進行した時代の世界的な金融危機がもたらした
最近の景気の悪化は、かなり深刻なものがあるのは確かでしょう。

設計事務所を営むものとしても切実なものを感じています。

家づくりをこれからはじめようと考えていたひとも
二の足を踏んでいるのが現状ではないでしょうか。

でも、こういう状況が来ることは予見していました。
建築家の内藤廣さんが、ちょうど二年前に
ジェットコースターの時代がはじまるということをいっていました。

雑誌「住宅建築2007年1月号」に書いていた「土地と場所」という文章です。
その一部を引用してみます。
「われわれは現在、ジェットコースターの最初の頂上に居るようなものだ。これから先は、急降下、宙返り、絶叫するような時代がわれわれを待っている。今の内に心づもりをしておかねばならないだろう。峠の頂上で見えてくる次なる別天地はどのようなものか、その眺めをしっかり見ておかねばならない。」

あれから二年後。
いま、まさにジェットコースターの時代がはじまったととらえてよいと思います。

しかし、あわてず、焦らず、それではどうしたらよいのか。
一つは広い視野をもって、時代の変化を大きくとらえていくことが大切だと思います。

そのために私がこれまで折に触れ学んできた三人の偉大な人物、
バックミンスター・フラー、ウィリアム・モリス、クリストファー・アレグザンダー。
彼らの思想や実践をこのコラムを借りて紹介し
その影響のもとで私のクラフトサイエンスでの仕事も紹介しながら、
このジェットコースターの時代をいかに生き抜くかということを
シリーズで考えて行きたいと思います。