- 山藤 惠三
- 有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
- 東京都
- クリエイティブディレクター
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
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「シャイン・ア・ライト」、ライブムービーの進化系
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気ままに映画・TVコラム
2008-12-04 08:55
スコセッシです、
そして、
クリントンさんです〜、
と言うことで、映画「シャイン・ア・ライト」の試写会に行ってきました。
こちらは、12月5日(金)よりロードショー公開なので、
レアな映像を一足早く見てきました。
「最高を目指す男たちが、魂をけずって作り上げた伝説の一夜!」
というコピーライトです。
史上最強のロックンロール・バンド「ローリング・ストーンズ」と、
アカデミー賞受賞監督、マーティン・スコセッシ監督のコラボレーション作品です。
場所は、巨大スタジアムではなくて、ローリング・ストーンズには小さい小屋である、
「ビーコン・シアター」でのライブ映像。
映画を見て、まず感じたのは、
これは映画鑑賞ではなくて、ライブを見た!印象を受けたことです。
普段、映画を見た後は、その映画の内容やストーリー、キャスティングや演出など、
に思いをはせたりするのですが、
この映画は、ライブを見に行った後のような、スッキリした爽快感や、
気持ちの良い脱力感を感じたのでした。
この映画の見どころ、
1 獣?のような、ストーンズをあますところなく捉えた映像技術。
(ストーンズファンの方、良い意味での表現です。)
2 観客でもなく、ステージ上でもない、第三の眼としてのカメラアングル。
3 ドキュメンタリーではなく、映画のフィクションとしてのラストの演出。
この3点が、映画でもなくライブでもない、新しい第三の映像作品を作り出している、
由縁だと思いました。
マーティンスコセッシの演出はここでも、ピリッとスパイスが効いています。
冒頭に書いたクリントンさんについては、映画を見る前にネタをばらしてしまうと、
興ざめしてしまいますのでここでは書かずに映画のほうで、確認してください。
さわりだけ言えば、クリントン大統領と、ヒラリー・クリントン女史が登場する!
ということだけ、言っておきましょう。
ストーンズと、スコセッシ監督の夢のコラボレーション映画、
「シャイン・ア・ライト」。
新しい音楽映画のスタイルがここにあります。
評価=★★★★☆
映画、「シャイン・ア・ライト」 オフィシャルサイト
「シャイン・ア・ライト」 ブログページ