- 植森 宏昌
- 有限会社アイスビィ 代表取締役
- 大阪府
- ファイナンシャルプランナー
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0120-961-110
対象:保険設計・保険見直し
先日、私のお客様から3年前に購入した際に借りた住宅ローンについての相談がありました。某大手地方銀行です。具体的に言いますと固定金利期間と金利優遇期間が終わった(3年)為に送られて来た新しい返済明細の毎月の支払額が上がり返済額が増えましたので、どうすれば良いでしょうか?と言う内容でした。
普通に考えた場合の選択肢としては2つあります。1つ目は、そのまま我慢して支払う。2つ目は安い金利の銀行に借り換える。です。結論から言いますと借り換えとなると同じ銀行であろうが借り換える為の諸費用がかかります。見た目の返済は安くなりますが、新たに借り換える銀行で手数料や抵当権抹消や設定費用、保証料や印紙代など新たな費用がかなり発生し結局は払う総額が多くなるケースが多々見受けられます。
元銀行員の私が言うのも変ですが、借り換えさせたい為に今の金利の安い話しばかりをし、不利益になる部分の話しをしない一部の銀行とかが見受けられるのが現状です。もし借り換えを考えてる方がおられましたら目先の金利だけではなく総額を聞く事でしょうね。それを含め親身になって親切に対応してくれないような銀行は後々、トラブルになりかねないので止めた方が良いかと思いますね。
では、今回のケースで1番良い方法は何かと言うと、結論から言いますと費用も全くかからないので借りてる金利を下げてくれと現行の借入してる銀行と交渉する事です。銀行にとっての今1番の収益源は長期間借りて貰えてメインバンク化する住宅ローンです。ですから他行に借り換えられて全く収益が無くなる位なら金利引き下げに応じるケースが多々見受けられます。普通に言うと「無理です」とか平然と言いますので担当者にも因りますが言い方次第だと思います。もし、今そんな悩みを抱えている方がおられたらご相談下さい。
最近、FPの一部に雑誌等で生活の見直しや保険の見直しの相談で、現実にそぐわない話しや実戦的でない話しをしているケースが見受けられます。私達の様に日々、直接お客様と接してるFPにとっては歯痒いものがあります。お客様1人1人、家族構成から年収、生き方や考え方を含め全てが違います。それらのお客様に合った話しや対策を取らないと絵に描いた餅と一緒で、いざと言う時に全く役に立ちませんし意味がありませんよね?一般論だけ話しててもね。
ただ単に減らせとかではなく、入る物が少ない時代でも、必要な物は必要です。だからこそ検証し少しでも無駄を減らす努力が必要です。お客様に合ったファイナンシャルプランニングをする事が、これからの時代、本当に必要になってくると思いますね。皆様も一度、自分の生活を含め見直されては如何でしょうか?
このコラムの執筆専門家
- 植森 宏昌
- (大阪府 / ファイナンシャルプランナー)
- 有限会社アイスビィ 代表取締役
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