タックスヘイブンとやらの話題が騒がれていますが、
僕ら庶民にも税金の季節です。
固定資産税など色々と納付の案内が(頼んでもないのに)
勝手に届きます。
自動車税は数年前から15パーセントも上がりました。
案内によると「環境への影響が大きい自動車は、
税率が高くなります」とのこと。
新車登録して13年経過したガソリン車、
11年経過したディーゼル車は15%重課です。
エコカーの燃費基準による特例措置です。
自動車税のグリーン化というと、なんだか環境に貢献
していると言われてるエコカー様が偉く感じられますよね。
日本では、早い人で3年で車を乗り換え、10年も乗って
いる人は少ないでしょう。
下取りやモデルチェンジ等の理由なのでしようが、
外車ほど中古の価値が無く、廃車された車はスクラップ
されます。
リサイクル循環化社会だとカッコイイこと言っても、
物を作ることは相当なエネルギーを使います。
リサイクルして別の再生品を造るのもエネルギーを
消費します。
車もそして建築も長く使うことで廃棄物が減ります。
機能的にも飽きられないデザインが必要ですね。
好きで乗っている15年経過の愛車は
7万キロの走行距離です。
既に部品の供給は終了、入手困難な部品があります。
物を修理しながら長ーく使うことが一番のエコだと
思っています。
このコラムの執筆専門家
- 中村勝己
- (広島県 / 建築家)
- 中村勝己建築設計事務所
目指すは大らかでゆったりと過ごせる気持ちのいい空間の家
昼夜問わず演奏可能な本格的音楽スタジオを持つ家。街の中でも風や光、豊かな自然を感じる家。あなたや家族の思いを受け止め、工夫とアイデアで予想以上の空間を実現、思いや夢をカタチにします。五感で感じるお気に入りの場所を一緒につくりましょう。