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閲覧数順 2016年12月09日更新

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F1のカーブこそが企業が成長するチャンス!

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景気が停滞したときこそ、競合他社と差を付けるチャンスだ。



F1のように、カーブで誰もがスピードを落とすときに、ライバルを抜けるかどうかが決まるのだ。

サブプライムに端を発し、リーマンの破綻を機に、いよいよ日本の
景気も後退局面に突入しそうな状況だ。

そして、国内企業の90%にあたる中小企業の設備投資が徐々に抑えにかかりつつある。

しかし、是非とも企業のリーダーたちに考えてほしいのが、「このチャンスを逃さない」ことである。

不況時こそビジネスチャンスという言葉を聞いたことがあるだろうか。

実際に不景気をチャンスと捉え、景気が上昇する前から、
100円ショップ、99SHOP、QBカットなどの低価格ショップなど
90年代中ごろから持続的に成長してきた。

それ以外にも、パソコン、自動車、ホテルやファミレスの世界など
でも、様々な分野で不況と言われる時代にも勝ち組が出現している。

これまでの苦境を独自のアイディアで乗り越えてきたのは、
企業という法人だが、実際にそこで働いているのは、
まぎれもない同じ人間だ。

景気後退における企業をフォーミュラー1(F1)に例えてみよう。



F1は、マシン、チームスタッフ、ドライバーの''3つのバランスが
最高になった時に優勝''という栄冠を手に入れることができる。

まず、マシンだが、これはF1には毎年改定・追加される規定があり、
この規定との闘いと言い換えることができる。
つまり、規定の範囲内で最高のマシンを制作するこが
求められるのだ。

そしてマシンを企業に例えるならば、環境要因という意味で、
景況や法規制緩和がそれに相当するだろう。
いかに景気や法に対処しながら、良い企業に成長するのか?
必要であればシャーシを変え、パーツを変え。

但しF1においてもそうだが、一度採用したシャーシやパーツは
一定期間変更はできない。これは企業も同じで、一度採用した
戦略や人材は、いくら朝令暮改といってもその変更は容易ではない。

したがって、緻密な戦略がそこには求められるのだ。

次に、チームスタッフを考えてみよう。
チームスタッフは、従業員に例えることができる。

いかにスピーディに正確にタイヤ交換を行い、給油を行い、GOサインを出せるか。
これは、チームスタッフ同士の連携やドライバーとの連携が非常に重要である。

先に行われた、史上初のナイトレースだったシンガポールGP。
ここで、フェラーリのマッサが給油ホースをつけたまま発進すると
いうトラブルが発生した。これはチームスタッフがまだ給油が
終わっていないにも関わらず、ピットアウトのGOサインを点灯させてしまったことが原因である。

このように、チームスタッフ(従業員)とドライバー(経営者)
の連携がうまくいかないと優勝も逃してしまうのだ。

そして、最後にドライバー(経営者)'である。
チームスタッフ(従業員)に支えられ、ドライバーはライバルを追い抜き優勝を狙う。

そこで良く考えてほしい。

もし、あなたがドライバーだとしたら、直線コースとヘアピンカーブとどちらのエリアの運転が楽だろうか?



おそらく答えは前者の直線コースだろう。当然だ。
しかし、F1を見る方はよくわかると思うが、
実は直線でライバルを追い抜くことは滅多にできない。

そう、ライバルを追い抜くのは、必ずと言っていいほど、カーブで追い抜くのだ。

それはなぜだろうか?
それは、通常、カーブはスピードを落として進入していく。
無論、コースアウトや事故などのリスクがあるからだ。

しかし、追い抜きたいドライバーからしたら、そこがチャンス
なのだ。

みんながスピードを落とすカーブこそが、ドライバーがライバルを追い越すチャンスなのだ。

これを経営に例えれば、多くの経営者たちが、景気が悪いと嘆き、
不安がり、投資や経営スピードを落とす時期に、緻密な計算の上で
投資をし、新たなビジネスをスタートさせる。

つまり、そのタイミングこそが、企業が成長し勝ち残っていくための良いチャンスなのだ。



「ヘアピンカーブをチャンスと捉え、そこで一気にライバルを追い抜く。」



そこでスピードを落としたら、直線に入ってからも順位は変わらない。
むしろ景気の良い時、つまり、F1でいうところの直線に入ると
テクニックでは抜けなくなるのだ。

とはいえ必ずしも設備へ投資する必要はないと思う。
景気の悪いときにこそ、他社に負けない人材投資するべきだと
言いたい。景気の良いときは、従業員も多忙で業務中心の生活で
研修よりも売上重視の時期だ。

そこで景気の悪い時期こそ、従業員自身にも危機感が走り、
比較的謙虚な姿勢で学習へ取り組んでくれることが期待できる。

そして、景気が悪い時に人材投資をし、教育をした成果を、
カーブから抜け出るところで一気に爆発させる。
直線に入ってからアクセルを踏んだのでは遅すぎるのだ。
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