- 千鳥 嘉也
- 株式会社エヌ・ワイ・エス・ディ 代表
- 東京都
- 婚活アドバイザー
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
婚活パーティーの運営を始めて、はや5年ちょっと。
婚活ブームということもあり、ここ数年で様々な形態の婚活サービスも登場し、選択の幅も広がりましたね。
参加する側から、主催する側にまわり、色々なことが見えてきました。
特に気づいたのは、パーティー後に「上手く行く人」と、「上手く行かない人」というのが、如実に分かれるということです。
連続して上手く行かない人の中には、「これってサクラじゃね!?」と真剣に考える人もいらっしゃり、実際に何度かそういったお問合せを頂いたこともあります。
ここで言う「上手く行く人」というのは、すんなり結婚まで繋がったという人を指していません。
マッチング後、相手の方から関係を切られない人を指しています。
NYSDの独自性と言われれば、まず挙げるのが「マッチングシステム」です。
他社のようなカップリングシステムとは異なり、参加者が何人いようが関係なく、1対1でYESかNOか?が問われるというものです。
なので、お見合いパーティー・婚活パーティーの中で、難易度はかなり低いと思います。
NYSDのパーティーで、全くマッチングしないという人は、残念ながら他パーティー会社の集まりに参加しても、理論的にはカップリングが難しいのではないでしょうか。
それはさておき、難しいのはマッチング&カップリングした後から。
その薄氷を踏むような関係性をどう発展させていくのか?ということです。
男性参加者のから、過去に
「マッチングは何度もしているのですが、いつもデートに誘うと、途端に返事が来なくなるんです。」
という問い合わせを頂いたことや、
一方、女性からも、
「いつも2度目のデートに誘われることが無いんです。(苦笑) どうしてでしょうか?」
と相談されたこともあります。
その男性からは、「こちらから送るメールの文章に何か問題があるのでしょうか?」と言われ、
その女性からは、「私の会話はつまらないのでしょうか?」と質問される。
結果から言えば、ご本人が認識している通り、そこにも問題はあると思います。
でも、実はその部分だけをちょっと改善しただけでは、劇的な変化は生まれないと思うのです。
それは何故か?
答えから言えば、
『関係構築は、点ではなく、線で考える』
ということです。
実はこれ、デキる営業マンの方からの受け売りなんですけどね(笑)
面白い映画や漫画と同じように、話には伏線というものがあるのです。
最初、何とも思わなかったことが、後から大きく利いてくる。
逆に、ちゃんと伏線を敷いておかないと、行き当たりばったりで話が自然に流れて行かず、相手から「えっ!?」という反応を引き出してしまうのです。
例えば、上記のメールが苦手な男性の場合。
女性をデートに誘いたいとします。
相手が自分をかなり気に入っている場合や、社交性のある女性であれば、唐突な誘いでもOKが出るでしょう。
しかし、心配性&消極的な女性だと、場所や時間を考慮してあげないと、NOが返ってくることもあります。
そういったことをひっくるめて、パーティー会場で、「○○さんは、どういったものがお好きなんですか?」と聞き出しておき、その後「自分、▲▲が凄く美味しいお店、知っていますよ!一緒に食べに行きたいなぁ。」という話をしておきます。
で、マッチングしたとすれば、あとはメールの中で、
「そういえば、パーティーでお話した▲▲、久しぶりに食べたくなりました。今度の土曜日、そこでお茶でもしませんか?」
と誘えば、流れは至って自然ですよね?
相手の女性もパーティーで、「▲▲が好き」と宣言しているのですから、人間の心理としてむげに断れないでしょう。
上記はあくまでも一例です。
要は、相手の警戒心を解き、流れとして賛成しやすいように考えて提案しましょう!ということです。
では、2度目のデートに誘われない女性は、どうすればよいのか?
1度目のデートに誘われるということは、外見的にはそれなりに女性の魅力あると考えて良いでしょう。
しかし、2回目が無いというのは、やはり会話の雰囲気作りに問題があると考えるのが普通でしょうね。
簡単に言えば、「一緒にいて、楽しくない」ということになると思います。
男性は、どういった女性と一緒にいると楽しいと感じるか?
ここを突き詰めていく必要があると思います。
一般的には、
・自分の話をニコニコと頷きながら聞いてくれる
・話のリアクションが良い
・自分を認めてくれる
・御礼をちゃんと言える
というのが基本だと思います。
そこから、二度目に繋がりやすいよう、話を持って行く必要もありますね。
もちろん、相手があなたの人間性・女性性に疑問や不満を持った場合は、いくらその場で2度目を約束したとしても、キャンセルのメールが届くことになりますが。。
世の中には、「恋愛に駆け引きは必要無い」派と、「必要ある」派があり、議論が絶えません。
個人的には、「駆け引きは潤滑油であり、多少はあった方がスムーズにまとまる」という立場です。
100%相性の良い人と出会えば、そういったことを考える必要も無いのでしょうが、それは宝くじが当たるのを期待するようなもの。
一般の出逢いでは、どちらが腰の引けた状態から始まることも珍しくありません。
そういった場合、「駆け引き」という名前のちょっとした「思いやり」で、相手をエスコートしてあげることは悪くないと思うのですが、如何でしょうか!?
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