諦めない、明らめない人生

『諦めない、明らめの人生』

仏教の世界では、

「諦めること」を「明らめる」と書き表わすそうです。

つまり、「あきらめる」ということは断念するということではなく、

事実を明らかに見るということだそうです。

現実を直視し、事実は事実として、

ありのままを受け入れるという意味のようです。

目の前の現実を感情に捉われずに事実は事実として受け入れることで

心を穏やかな状態にしましょう。ということです。

ですから、何かを「諦める」ということは、

それを諦めて放棄するということではなく

目の前に起こる全てを事実として受け入れ、

そして、自分は 「こう在りたい」と「明らか」にすることなのです。

「明らめる」とは、

文字通り自分の想いを明らかにすることであり

自分の目差すものを明確に固めるということです。

自分の未来像をしっかり描き、

その未来に向かって歩んでいくことこそが

「諦めない、明らめの人生」なのです。

大きな壁を前にしたり、逆境に遭遇すると

すぐに「諦める」方が多いようですが

「もう無理だ」と感じたら、

自分の想いを明らかにし、

一歩先に足を進めることです。

人生は「明らめる』ことで絶対に「諦めない」ことです。

もし、「諦める」ことがあるとすれば、

それは、何かを手にしたい時には、

今持っている何かを手放すときです。

必要のないものを放棄するということです。

例えば、私の場合、「職人」になるという夢を持って上京しましたが

その世界には、自分が描いたような幸せな未来を

見つけることが出来ませんでしたから「諦め」ました。

そのお蔭で、大変満足な「今」があります。

みなさんの中にも、職場を変えた方がおられると思いますが、

新しい職場を手にした代わりに、

前の職場を諦めたのではないでしょうか。

私たちは、何か新しいものを手にしようとしたら、

何かを諦めなければなりません。

もちろん、棄てるときには不安や恐怖もあるでしょう。

勇気もいるでしょう。

そんな不安や恐怖を打消し、

勇気を与えてくれるのが

「こう在りたい」という

強い想いではないでしょうか。

自分の想いを「明らか」にし、

自分の理想とする未来を心に強く描くことです。

私たちが「何か」を手にしようと望むと、

必ず、辛く苦しいこと、障害が待っています。

また、限界だと感じることもあるでしょう。

しかし、私たちには

「その限界」を超える能力が備わっているのです。

自分の未来を「明らめる」ことで

恐ろしく見えていた未来も光り輝いて見えて来るでしょう。

ですから、自分が「どう在りたいか？」を真剣に考えましょう。

自分の人生を“明らめ”（明らかにし）ましょう。

そして、その“明らめた”（明らかにした）人生を人に語りましょう。

「言葉はちから」です。

その「明らかにした人生」を口にすることで

想いは更に強くなり、「諦めない心」ができるでしょう。

未来を「諦めないこと」で過去を「諦める」ことができるでしょう。

そして、輝きの未来を手にすることでしょう。

さあ！！、今日も、

「言葉のちから」を信じて、

明るく、元気に、

「明らかにした人生」を口にしながら

ウキウキ、ワクワク、要らなくなった過去は諦めて

望む人生に向かって歩みましょう。

そして、輝く未来を手にしましょう。

大丈夫！大丈夫！

あらゆる点で一層良くなる！

必ず良くなる！

良かった！良かった！

ツイてる！ツイてる！

ありがとう！

素晴らしい仲間達と

共に生き！！

共に歩み！！

共に成長しましょう！！

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