- 新納 昭秀
- 新納ビジネスマスターズ有限会社 代表取締役
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
まずは、昨年 1/27に開催した饗学~工藤公康氏×南清貴氏×新納昭秀~のスペシャルイベントをプロデュースし、惨敗。辛酸を舐めた身としては、今回の6.28キヨズキッチンIN福岡の裏目的は、ある意味 リベンジであったのかもしれません。
1.27饗学では、300席を用意し最低集客目標=損益分岐点が150席でした。開催まで1ヶ月を切った時点での申し込みは、僅か数席。チケット料金を大幅に改定し、あらゆる人脈を辿り、徹底したどぶ板営業を展開。連日、大分から深夜の福岡入りや、東京からのとんぼ返りで、あらゆる人に頭を下げました。臨時雇用した営業スタッフに日当を払っての集客営業。PPC広告、有料フェイスブック広告、商工会議所の有料チラシ、新聞広告を駆使。しかし、サッパリ。店舗、関連企業、ホークス球団、ビジネスコミュニテイへにも。年末年始に倒れながらのどぶ板営業をやり抜き、結果は、来場75席。寒々しい会場もごまかしながらの設営であったことが思い出されます。組織としてもボロボロ。それまで、たくさんのイベントを経験して来ましたがこれほどの敗北感はありませんでした。
とはいえ、その模様を知ったある専門家の方からは、「東京から乗り込んで初めてイベントを開催する企業は、そのほとんどが惨敗する。有名人を用意しても、せいぜい10人しか集められない。それなのに75人をどぶ板で集めたのは凄い」。社交辞令も入っているのでしょうが、その言葉をもってしても拭えない敗北感がまとわりついていたものでした。
あれから、1年半が過ぎ、アレヨアレヨと言う間にキヨズキッチンIN福岡へと。用意した席は、ほぼソウルドアウト!当時、義理をもって参加してくれた方は、設営サイドに居てくれました。地元・福岡在住の方々を中心に据えた布陣は、見事なまでにスイングし、確かな集客力を発揮。惨敗から学んだ福岡独特の地域性を味方に付け、私自身が集客に走る必要のない流れとなりました。
完敗宣言した昨年のイベントから、勝利とまではいかないにしろ、苦い経験を活かしたリベンジとなったことを実感しているところです。
50歳を目前にして、さらなる福岡人脈の開拓をコツコツと積み上げています。
このキャリア、この武器、この意識の高い仲間をもってしても地道な努力を怠らない。人と人のご縁を大切にする。となれば、ある程度の結果が出せるまでに辿りつきました。
私のこれまでの人生で、何度となく繰り返されてきた体験はまたしても同じ法則に符合するのでした。
一足跳びを目指せば突き落とされ、地道な努力に徹すれば達成する。
来場していただいた皆様、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました‼︎