- 藍原 節文
- 株式会社ファースト・シンボリー 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
もとに具体的な事例を含めて紹介して行きます。
復習の意味で、「相手の心をつかむ方法」のポイント
■お金は相手に払わせる前に、こちらで先に払う
■ビジネス展開していく上でのコスト投下で、無駄なコスト投下はない
■懇親を深める意味での「飲み会」は非常に重要である
■「ここまでしてもらえるのか」と思わせるくらいの気分を相手に味あわせる
■ビジネスの話のときは集中してビジネスの話をし、ハメをはずすときは
しっかりとハメをはずす。
■相手の利益を最優先に考えた言動をとる
今日は、
■相手の利益を最優先に考えた言動をとる
ビジネスをしている以上、誰しもが自分の利益を最優先に考えてしまいがち
ですが、相手の利益を最優先に考えることで、相手の心をぐっとつかむこと
が可能になります。
函館の社長は、
「このビジネスをこういう風にすれば儲かるから、やってみなよ」
「そのやり方ではあまり利益が出ないから、こうしたほうが良いよ」
「うちはどうでもいいから、御社が儲かってくれればそれでいいよ」
「うちの宣伝はしなくていいから、御社のブランディングをしっかりしな」
という言葉が非常に多く出てきました。
つまり、自社は特に大きく儲けるつもりはないから、できる限り相手に
儲けさせてあげよう、という気持ちが前面に出ているのです。
こうした言葉は口先だけではなく、具体的に取引先を紹介してくれたり
最新情報を惜しげもなく紹介してくれたりする、といった行動にもあら
われていました。
実際には、相手を儲けさせることで、自社も儲かるようになっている
のですが、相手を最優先に考えた言動をしていることで、相手も
気持ちよく仕事が出来ますし、お互いにとって大きなメリットを産む
結果になると思われます。
相手の心をつかむには、相手の立場に立つことが非常に大事ですね。