相手の心をつかむ方法6 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

藍原 節文
株式会社ファースト・シンボリー 代表取締役
経営コンサルタント

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対象:経営コンサルティング

寺崎 芳紀
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閲覧数順 2024年04月25日更新

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相手の心をつかむ方法6

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経営雑学〜私の独り言〜
「相手の心をつかむ方法」の6回目。本日は、函館で経験したことを
もとに具体的な事例を含めて紹介して行きます。

復習の意味で、「相手の心をつかむ方法」のポイント

■お金は相手に払わせる前に、こちらで先に払う

■ビジネス展開していく上でのコスト投下で、無駄なコスト投下はない

■懇親を深める意味での「飲み会」は非常に重要である

■「ここまでしてもらえるのか」と思わせるくらいの気分を相手に味あわせる

■ビジネスの話のときは集中してビジネスの話をし、ハメをはずすときは
 しっかりとハメをはずす。

■相手の利益を最優先に考えた言動をとる



今日は、
■相手の利益を最優先に考えた言動をとる


ビジネスをしている以上、誰しもが自分の利益を最優先に考えてしまいがち
ですが、相手の利益を最優先に考えることで、相手の心をぐっとつかむこと
が可能になります。



函館の社長は、

「このビジネスをこういう風にすれば儲かるから、やってみなよ」
「そのやり方ではあまり利益が出ないから、こうしたほうが良いよ」
「うちはどうでもいいから、御社が儲かってくれればそれでいいよ」
「うちの宣伝はしなくていいから、御社のブランディングをしっかりしな」


という言葉が非常に多く出てきました。



つまり、自社は特に大きく儲けるつもりはないから、できる限り相手に
儲けさせてあげよう、という気持ちが前面に出ているのです。


こうした言葉は口先だけではなく、具体的に取引先を紹介してくれたり
最新情報を惜しげもなく紹介してくれたりする、といった行動にもあら
われていました。


実際には、相手を儲けさせることで、自社も儲かるようになっている
のですが、相手を最優先に考えた言動をしていることで、相手も
気持ちよく仕事が出来ますし、お互いにとって大きなメリットを産む
結果になると思われます。


相手の心をつかむには、相手の立場に立つことが非常に大事ですね。