ビデオ撮影の必殺技「イマジナリーライン」の設定 #2 - ホームページ・Web制作全般 - 専門家プロファイル

山藤 惠三
有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
東京都
クリエイティブディレクター

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対象:ホームページ・Web制作

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ビデオ撮影の必殺技「イマジナリーライン」の設定 #2

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メディアと映画、ずっと楽しい関係。 映像メディアの演出術
先日、新宿に行ってきました、歌舞伎町やゴールデン街など、1970年代の雰囲気をかもし出しているこの街も、21世紀になり再開発の動きがあるようです。

こんにちは、
山藤(サンドウ)です。

ビデオ撮影の必殺技、イマジナリーラインの設定のつづきです。

たとえば、旅行に行って、乗り物、バスや電車に乗っていると考えましょう。



最初に右側に座ってビデオカメラを廻していて、しばらくすると、逆側に観光名所、たとえば、海とか建物とかが現れてきます。
すると、席を替えて左側に座って、そちらの風景を撮影します。

後で、家に帰って、その映像を見ると、なんとなく変な感じを覚えるはずです、
画面が、右から左に動いているのに、次の瞬間に左から右へと風景が流れてゆくからです。

映像に違和感を覚えるのはなぜでしょうか?



バスが普通に前方に進んでいるのに、次の瞬間に後方へと走り出したような感覚を覚えるのです。
これは、イマジナリーラインを超えて、映像編集をした場合のケースです。

同じ方向に走っている乗り物が、次の瞬間に逆方向に走っていたら、やはり視聴者は混乱します。

これを解決する方法として、
ポンカットを1つ入れて、編集をつなぐと違和感がなくなります。
たとえば、見ている人の表情とか、
バスや電車の室内の様子とか、
今、走っている場所はどの辺りなのか?
という、説明の画像を入れるとかです。


そうすることによって、見ている人が、流れている映像から、その映像を見ている人や、表情、車内空間の様子や、風景のアップなど、
進行方向の進む感覚を一瞬、遮断できるからです。

また、
最近では、ステディカムカメラといって、流れるようなカメラワークを演出するケースが増えてきていますが、
このケースでも、イマンジナリーラインを考えて撮影するのと、そうでないケースとでは、映像編集の段階でだいぶ変わってきます。

ハリウッド映画などでは、ストーリー進行で、予定会話を入れながらお話を
進めるときに、ステディカメラで歩きながら会話をしているシーンなどがそうです。


このカメラも、開発初期の段階では、とても高価なカメラで機材も大きく、まるでカメラマンがロボットのように見えるものでした。

最近では、ハンディタイプのものや、''ホームビデオにも装着されるタイプ''のもの
など、さまざまなステディカムが開発されています。

つづく。

イマジナリーライン解説: ガイド用HP

ステディカム・マーリン: ステディカムカメラ説明