- 吉野 裕一
- FP事務所MoneySmith 所長/株式会社アドバイザーズIFA
- 広島県
- ファイナンシャルプランナー
対象:家計・ライフプラン
アジア開発銀行(ADB)が24日に発表した2015年のアジア経済見通しで、インドのGDP成長率が中国のGDP成長率を15年度に抜く予測したようです。
これまで新興国の発展のけん引役となっていた中国経済ですが、GDP成長率はピーク時には15%以上あった時期もあり、2000年以降の経済成長期には8%を下回る事がなかった程の勢いがありましたが、2012年に8%を下回ると成長率の鈍化が進んで年々下落となってきました。
逆に人口も中国に次いで世界第2位のインドは、BRICSと言われた新興国の中の成長が期待された国のひとつ。
現在のGDPは10位となっており、まだ今後の成長の期待が出来る国となっています。
ADBの発表によると、15年度のインドのGDP成長率は7.8%に達する見通しで、対する中国のGDP成長率は7.2%と昨年を更に下回る見通しの様です。
来年度には、インドの成長率は8.2%と8%を超える予測しているのに対し、中国の成長率は7.0%と更に下落となり、GDPでインドが中国に肩を並ぶのも近い将来となりそうですね。
皆さん、今日も溢れる様な素晴らしい一日を・・・