医療保険・・・先進医療特約付きがスタンダード基準 - 生命保険の加入・見直し - 専門家プロファイル

山下 幸子
独立系FP事務所山下FP企画 代表・株)エイム西宮オフィス代表
兵庫県
ファイナンシャルプランナー

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対象:生命保険・医療保険

山下 幸子
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閲覧数順 2024年04月19日更新

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医療保険・・・先進医療特約付きがスタンダード基準

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100万円トクする生命保険の見直し 生命保険

 

 

 

医療保険の選択でまず考慮すべきは、保険商品の比較・・・保障内容や保険料であることは、間違いないです。

 

入院したら、いくら必要・・・

手術をしたら、・・・

大きな病気、たとえば、がんになってしまったら・・・

治療方法の選択も大変ですが、その費用はいくらかかるのでしょう・・・。

 

保険に加入しておくと、給付金が保険会社より支払われるため

病気やがんになったとき、治療費の支出については、

預金の減りを防ぐことができます。

 

一方、健康であれば、保険料をただ払っているだけで

医療保険・がん保険に加入して、病気が治るということもないし、

健康であればあるほど馬鹿らしいものだと思われると思います。

(ここでいう保険は掛け捨ての保険の場合ですが)

 

保険料との見合いで考えると治療費がかさまない病気に対し

多くの保険料を支払うことはいかがなものかと思います。

 

ですが、がん治療だけは別。

がんの治療費で公的保険がきく治療であれば、高額療養費制度もあり、

ひと月に100万単位のお金を請求されることはありません。

ですが、先進医療といって公的保険のきかないものは全額自己負担です。

がん治療の先進医療費用が200万~300万かかるものもあります。

そのため、もし、医療保険、がん保険に加入されているのなら、

先進医療特約は付加しておくべきでしょう。

 

先進医療の件数は、全体の治療の数に比べ、少ないから意味がないような

意見もあるようですが、それを言い出したら、身もふたもありません。

 

わずかな保険料で、

数百万とかかる治療費を全額保険で賄えるのですから、

費用対効果は高いのではないでしょうか?

 

緩和型医療保険も、先進医療特約がスタンダード基準となりました。

多額の保険を掛けることは、家計を痛めますが、

大きな病気で高額な治療費がかかる場合は「保険に入っておいてよかった!」

と家計を助けることになります。

 

その家計と保険料のバランスについて、しっかり見極めていただきたいです。

 

 

 

※高額療養費制度は平成27年1月~所得区分が改正され、

高額所得の方はより負担増となりました。

くわしくは協会けんぽ HP↓

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3030/r150

 

 

 

※先進医療の内容については、3月12日厚生労働省のHPで更新されました。

平成27年3月1日現在105種類です。詳しくはこちら

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/sensiniryo/index.html

 

※先進医療技術の概要についてはっこちら↓

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/kikan03.html