「キャベツのおかわりはいかがですか~?」
「モグモグモグ・・・」
先日、吉祥寺のあるとんかつ屋さんで食事をしていたときのことです。
私の目の前に、注文したとんかつが運ばれて来ました。
このとんかつ屋さんで食事をするのは、実に1年ぶり。割と好きなお店なのですが、タイミングがなくって本当に久しぶりの利用でした。
私が注文したとんかつは、もちろんさくっと揚げたて、実に美味しかったのです。
そして、私が大好物のキャベツ。
やはり、とんかつにはキャベツですね。どこのとんかつ屋さんでもやっていますが、このキャベツがおかわり自由なのがとても嬉しいサービスなのです。
今も書きましたが、私はキャベツが大好きです。
なので、とんかつを食べる前に、キャベツは全部食べてしまいます。そして、おかわりをするのです。
この日も、運ばれてきたとんかつの後ろにドカッと盛りつけられたキャベツを私は、大きな口を開けてほおばっておりました。
そこへやってきたホールスタッフ・・・
にこやかな表情で、
「キャベツのおかわりはいかがですか~」
私は、この素早いタイミングに嬉しいという気持ちを感じながらも、その気持ちを声にすることはできませんでした。
「モグモグモグ・・・」
だって、私の口の中には大量のキャベツが、まだ居座っていたのです。
彼らが、食道から胃に向かうには、まだモグモグが足りなかったのです・・・
嬉しいんですよ。だって、呼ばなくてもおかわりを持って来てくれたんですからね。
積極的かつ素早いサービスは、とても素晴らしいのです。
でもね・・・私はまだ「モグモグモグ」の真っ最中だったのです。
そこは、ほんの少しタイミングをよく考えて欲しいのです。
きっと、彼女は、私のテーブルの上のお皿のキャベツを見ていたのでしょう。
それはそれで良いのです。
その後は、私の様子を見て欲しいのです。
これは、当たり前と言えば当たり前なのですが、意外とお客様の様子を見ないで接客をするスタッフって多いのです。
よく似たことは他のシーンでもあります。
カフェや喫茶店やレストランで、同席の方と話が弾んでいるときに、
「お冷やのおかわりはいかがでしょう~」
と、割り込まれると、一度そこで話を止めねばならないのです。
レストランで、追加注文を提案してくるタイミングも同じです。
店側としては、お冷やのおかわりも追加注文の提案もとても大切な接客です。
必ずしなくてはなりません。
しかし、そのタイミングを外すと、お客様側にとっては、それがとても「うっとおしい」と感じてしまうのです。
ホールのお仕事はとても忙しく目が廻る仕事です。
だからこそ、お客様の様子をよく観察して話しかけましょう。
タイミングが合えば、「なんて、この店のスタッフは気が利くんだ!すばらしい!」と思っていただけるのです。
ほんの少しでもお客様の表情を観察する。
でないと、もったいない事になっちゃいますからね。
※「店舗力診断」「従業員満足」「ミッションPDCA」に関するご相談、従業員満足度調査、セミナー、研修、売上アップコンサルティングなどについては、弊社までメールかこのホームページの「お問い合わせ」「お気軽にご相談下さい」から、お問い合わせ下さい。ご連絡をお待ちしております。
いつもお読み頂きありがとうございます。
ブログランキングに参加しています。こちらのアイコンをクリックして応援よろしくお願いします!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
※クリックして人気ブログランキングへ
■松下雅憲の著書について詳しくお知りになりたい方はこちらの画像をクリック!
■松下雅憲への「コンサルティング依頼」「講演・セミナー・研修依頼」についてはの公式ホームページへどうぞ
■松下雅憲が紹介されたページはこちら