【雪崩のような会話をしませんか】 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

長坂 有浩
アリスカンパニー 代表取締役
東京都
経営コンサルタント

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対象:経営コンサルティング

寺崎 芳紀
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(経営コンサルタント)
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閲覧数順 2024年04月26日更新

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【雪崩のような会話をしませんか】

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コミュニケーションの達人になるために 言葉
どうにも無口な人がいます。

聞いたことに対して必要最低限の答え。
話が広がらない。
続かない。
そして時間だけが過ぎていく。

どんなに話好きな人でも、相手の反応がない中で話しをするのは辛い。
1時間自分だけが話し続けるなんてありえない。

会話は「言葉のキャッチボール」ができるから長く続く。

でも、とっても無口な方っている。

特に困るのはお客さんのとき。
何を考えているのかさっぱりわからない。
自分の言っていることがすきなのか、嫌いなのか。
正しいのか、間違っているのか。

営業のときに相手がこんな感じだとかなり疲弊。


そんな時はこの「三か条」を試してみてはいかが。
共通のゴールはこれ;

「相手の琴線に触れたら勝ち!」


(1)事前準備をとにかく周到に
(2)質問は量と質で攻めながら表情、ボディランゲージに敏感に
(3)好きな彼彼女と話していると思い込む


(1)事前準備で「武器を持つ」
無口な人は何が琴線になるか正直分かりません。というか、分かったらコミュニケーションは活発になるもの。
とにかくデータをそろえましょう。相手の経歴、職歴はもちろん、年齢、趣味、好きな食べ物、仕事の仕方、嫌いなこと(人)、できるだけ事前に調べておくこと。
社長さんと話をするなら、部下から事前情報をゲット。あるいは友人から。
以外と取れるもんです。
これがなければ、「武器を持たずに戦場に行くような」もの。近くに落ちている武器を拾うこともできなくはないけど、弾切れの銃だったりしたらゲームオーバー。


(2)質問攻めと観察眼で「回って刺す」
「ちょっとずつさわってみる」ということです。手をさわったり足をさわったり。おなかが痛いときにお医者さんが「おなかを押す」、あの感じ。
ずっと同じところをさわっているとなんだか「しつこい」でしょう。だから、角度を変えていろんなことをさわってみる、つまり聞いてみる。
やわらかく、さりげなく。詰問しちゃだめです。
琴線に触れたときは、表情が変わったりしぐさが変わったり、足の組み方が変わったりする。

そこです!

さあ、一点集中の時間です。ぐりぐりと入っていきましょう。そこで迷っちゃだめ。


(3)好意の会話ほど強いものはない
好きになるほどに、「相手を知りたい」と思うもの。
「相手を知りたい」から、いろいろ聞くよね。
聞いたことが新たな発見だと、それがまた嬉しくなる。
目は輝き、瞳孔は開き、表情が豊かになる。

同じことです。

ただ純粋に、「相手のことを知りたい!」と思い込んでください。
相手の全てを知りたいと思う。
自然にいろんなことを聞きたくなる。
聞いたことに嬉しくなる。だって知らないことのほうが多いのだもの。

人は自分に好意を持ってくれている人に対しては「殻が外れてくる」。
自分が好かれていたらやっぱり気分がいい。


大リーガーの野茂選手は本当にインタビュー泣かせだったそうです。
とにかく答えがそっけない。
でも、ある一言がきっかけで、いろんな話を自らしだしたそうです。

一般的に、一見無口な人ほど、話し出すと止まらなくなる。
すごく親切にいろんなことを教えてくれたりする。

だから実は、無口な人との会話はチャーンス!