【衝撃本】殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件。今市事件についても。 - 新築住宅・注文住宅 - 専門家プロファイル

吉田 武志
有限会社 ヨシダクラフト 代表取締役社長
栃木県
建築家

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:住宅設計・構造

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

【衝撃本】殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件。今市事件についても。

- good

  1. 住宅・不動産
  2. 住宅設計・構造
  3. 新築住宅・注文住宅


冤罪事件としても有名になった、足利事件の真犯人を追ったノンフィクション。
この本、メチャメチャ面白い!多くの人が読んで衝撃を受けて欲しい。


著者は、桶川ストーカー事件の解決に繋がった報道をした記者 清水潔さん。
この本の内容が真実なら、2度も決定的な仕事をしたことになるし、
過去10年間のトップ級のニュースになるだろう。
こういう功績をみると、ワタクシも他業界ながら、住宅で決定的なものを造りたいと思います。


まだ、事件の解決には繋がっていないが、文中の「ルパン」という男が
限りなく真犯人と思わせる。漫画のルパン3世に似ているからルパン。
ルパンは、栃木と群馬県境で5人の幼女を誘拐殺害したのではないかと書かれている。
地を這うような地道な取材で真犯人ルパンに迫る。


栃木県人としては、絶対に真犯人ルパンを捕まえてほしいが、
その足枷になっているのが、冤罪事件であると言われている福岡県の飯塚事件だ。


正確には、冤罪だと思われる事件で、無罪だと思われる方の死刑が執行済なのだ。
無実の人が国の間違いによって殺されたのかもしれない。という恐怖。
飯塚事件のDNA鑑定が間違っていたのではないかということである。


警察がルパンを逮捕できない理由。
それは、ルパンを逮捕してしまうと
飯塚事件の死刑執行が間違いであることを世間に知られてしまうからではないか?
という仮説を書いている。


本を読むと、仮設は当たっているかもしれないと思わせるのだ。
もし、本に書かれているとおりなら、
警察と検察には勇気をもって足利事件の犯人を逮捕してほしい。
ロリコン殺人犯は、逮捕しないと何度でもリピートするから怖いのである。


この本、超おススメします。


話変わって、今市事件の犯人 勝又拓哉が捕まりました。
うちも女の子2人なので、少しほっとしていますが、
味を占めたロリコンの猟奇的殺人者が8年もの間、何もしなかったとは考えにくい。
他にも誘拐された幼女が居るのではないかということ。


殺害方法も本当に酷かったらしいので、極刑にしてもらいたい。
出来ないのであれば、強制的に去勢するか、GPSを体に埋め込んで管理するような法律を作る必要があるのではないかと思います。絶対またやりますから。


というか、ロリコンは性的欲望をコントロールできないのだ。
普通の性欲の男なら風俗に行く等でコントロールできるが、
ロリコンという分野は、当然風俗には無いので、欲望のはけ口が無く
リピート犯罪に繋がりやすいのだ。
足利事件の犯人と言われている男は幼女5人を殺害したと言われているのだから。


事件直前に、吉田有希ちゃんが連れ去られた3差路近くで現場をやっていたので、
本当に思い出に残る事件だ。