- 松永 隆文
- Qull一級建築士事務所
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
2箇所共、トイレとして、独立しているプランもありますが、私どもは、1箇所は独立したトイレとし、来客にも対応した場所に計画し、もう1箇所は、浴室につづく洗面室の一角に、扉では仕切らず、洗面室の中に便器を設置することが多い。
洗面室を広く感じさせること出来ることと、将来、介護が必要となった時に、活用しやすいメリットがあります。
最近の便器は、おしゃれで、機能的なので、洗面室で顔を洗っている時に、便器が見えても気にならないので、完全にオープンにする時もありますが、住む人の生活スタイルを配慮し、半個室の様な作りも提案しています。
ホワイトベースは、完全なるオープンでは、ありませんが、将来の介護に邪魔にならない程度に、便器を隠すための壁を立て、壁や天井の仕上げは、浴室から洗面室につづく仕上げと同じ、真っ青なガラスモザイクを使いました。
カーテンレールを取り付け、住む人の必要性に応じて、カーテンが下げられるよう、配慮しています。