- 村田 英幸
- 村田法律事務所 弁護士
- 東京都
- 弁護士
対象:民事家事・生活トラブル
- 榎本 純子
- (行政書士)
『新・裁判実務体系27 住宅紛争訴訟法』青林書院
2006年、35項目、本文約510頁。
裁判官らによる共著である。
建築基準法は、その後、大きく改正されているので、注意が必要である。
上記書籍のうち、以下の部分を読みました。
「1 建築基準法に関する判例の動向」
建築紛争に関連する建築基準法の平成9年~平成14年の裁判例が解説されている。
「2 建築確認、建築許可と不服申立ての適格」
・建築確認、建築許可の種類と処分性の有無
・建築審査会に対する審査請求と申立人の不服申立て適格
・処分の取消訴訟、無効等確認訴訟、不作為違法確認訴訟と原告適格
・執行停止、違反是正命令に関する訴訟
なお、本稿では指摘されていないが、行政事件訴訟法改正により、義務付け訴訟(申請型、非申請型)、差止訴訟、仮の義務付け・仮の差止も新設され、各訴訟等の要件も改正されている。