太陽熱を利用するソーラーシステム - 住宅設計・構造全般 - 専門家プロファイル

栗原 守
有限会社光設計 
東京都
建築家

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対象:住宅設計・構造

山崎 壮一
(建築家)

閲覧数順 2017年08月18日更新

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太陽熱を利用するソーラーシステム

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設計監理ダイアリー

太陽熱を積極的に利用する施策を東京都がようやくはじめています。太陽光発電は補助金が出て設置しやすくなり普及が進んでいますが、太陽熱の利用の方は、おなじ省エネルギーなのに補助金の制度が少ない状態です。東京都はこれから事業者用や集合住宅用の太陽熱利用を広める制度を充実させるということですので、近いうちには個人の太陽熱利用の給湯システムにも拡がっていくのではと期待しています。

 

個人的には太陽光による発電よりも太陽熱で直接お湯をつくる方が太陽エネルギーを効率よく利用できていいのではと思っています。発電の場合は太陽エネルギーの10〜20%しか変換できませんが、熱を利用する場合には40〜60%を変換することができます。しかもパネルの設置面積も熱の利用の方は4〜6㎡くらい、畳3枚分もあれば充分です。以前は太陽熱でつくったお湯はお風呂のお湯に使うくらいで飲用のお湯には使えませんでしたが、現在は水道と直結タイプのソーラーシステムがありますので家中のお湯や床暖房に太陽の恩恵を受けることができます。光設計でよく使っているのは東京ガスのSOLAMOという太陽熱利用ガス温水システムです。屋根に設置した集熱ユニットで太陽熱を吸収し、この熱で貯湯ユニットの中の水を温めます。温められたお湯は貯湯ユニットに内蔵された高能率給湯器「エコジョーズ」を通してお風呂やキッチン、床暖房などに使われます。もし天気が悪くてお湯が十分に温まっていないようなときはエコジョーズがカバーしてくれますので湯切れの心配はありません。SOLAMOを利用することにより年間のお湯の約40%を太陽熱でつくることができますので、ガス代の節約につながります。貯湯ユニットには90リットル(ペットボトル約45本分)のお湯が貯まっていますので災害時の非常用水に利用することもできます。

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