暖かい色、冷たい色といった色の寒暖感は色相で感じます。
暖色と寒色では体感温度は3度の差があるそうです。
同じ水温の「赤い水」と「青い水」に指を入れて感じるのは「赤い水」のほうが暖かいとか。
ですから、暖色系でまとめた室内と寒色系でまとめた室内では、同じ温度であっても感じる温度が違います。
当然、暖色系の方が暖かく感じます。
ある会社の職員食堂で寒いというクレームがあったのですが、壁の色を寒色系から暖色系に塗り替えただけで解決したという話も聞きました。
家庭の水周りには清潔感があるからとブルー系の色を希望される方がいらっしゃいますが、
通常、カラーコーディネートでは
この、色の体感温度を考えて、お客様の色に対するこだわりが特にない場合、
水周りには暖色系をお勧めしています。
たとえば、アイボリー、ベージュ、ブラウン、ピンク、などです。
このような色は安らぎも感じますね。