顎の前歯が、空隙歯列になっています。前歯が欠損しています

【質問】
顎の前歯が、空隙歯列になっています。
自己検診をする限りでは、前歯４本のうち、２本が欠如していると思われます。
この歯を治療・矯正する場合、どのような治療内容・期間になりますでしょうか？
また、費用はどのくらいになりますでしょうか？
（咀嚼障害等で保険適用は可能でしょうか？）

10ヶ月後に結婚式を控えているため、その期間までに目立たないところまで治療することは可能でしょうか？
もしくは、目立たない治療方法はありますでしょうか？

【回答】
基本的には、まず矯正歯科治療によって前歯のスペースを閉じて、右の欠損している2番目の歯のスペースを確保する方法で前歯の位置を正常にしてから、
2番目の歯のスペースをインプラントかブリッジによって埋めることになります。

前歯だけの部分矯正で治せれば、歯を動かす期間は1年以内、ただし、6ヶ月程で空隙を
閉じることは可能ですから、すぐ矯正治療を始めれば、結婚式までには間に合うと思います。

もちろん外から見えない裏側（舌側）矯正で矯正可能です。

部分矯正を選択する場合は、費用は基本料30～35万円、装置料0～15万円の合計となり、チエック料もいれて総額30～55万円程度になります。
装置料はメタル装置が0円、セラミック装置が5万円、裏側（舌側）矯正は15万円になります。

インプラントおよびブリッジの費用は地域や医院によって異なりますので、近隣の歯科医院にお問い合わせ下さい。
なお、咀嚼障害等での保険適用は出来ないと思われますが、ブリッジでは保険適用の方法もあります
（インプラント本体の保険適用はありません）。