ホームページ制作料金相場は、いったいいくらぐらいなの - ホームページ・Web制作全般 - 専門家プロファイル

三井 博康
エムシーエス株式会社 代表取締役
Webプロデューサー

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閲覧数順 2024年04月26日更新

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ホームページ制作料金相場は、いったいいくらぐらいなの

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ホームページ制作料金相場について

ホームページ制作会社は東京都内に1,000社以上有るのではないでしょうか。
制作料金に関しては、各社さまざまな考え方があります。業界で統一というモノはありません。

印刷業界などの方が料金についての上下幅は少ないかと思います。

かんたんに申しますと大手制作会社高めで、小規模企業・SOHOでの料金は低めという傾向です。

クオリティに関しては、社内で内製化(社内のスタッフのみで制作)できるホームページ専門制作会社の方が料金は低めでクオリティが高い、また、大手広告代理店などは制作(デザイン、企画など)クオリティ質は高いが、料金も高いという傾向があります。

よくある一斉見積依頼サイトなどを見ても、各社価格はいろいろです。いったいどの価格が適正なのかと思うことがあります。

 

1.標準的な制作依頼の場合

コンテンツ(原稿・写真・画像)をすべて用意し、ある程度のレイアウトラフまでを考え、デザインとHTMLコーディングだけというケースですと作業要件が絞られますので安価に対応できるかと考えられます。

ホームページ制作会社のほとんどが、提示している見積にホームページ内に掲載するコンテンツ(文章 原稿・イメージ素材)は、ご用意していただいた場合の制作に対してのお見積と言ってきます。
デザイン、構成も重要ですが、実際には今後Googleの検索エンジン対策としてもコンテンツの重要性がさらに高くなります。

トップページデザイン 5万円前後
サブページ(階層ページ)基本デザイン 3万円前後
ページ制作 1ページあたり 15000〜20000円
問い合わせフォーム 1件あたり 20000〜30000円

程度ではないでしょうか。

しかし、実際には、コンテンツ(原稿)のリライトやイメージ素材の選択、及び撮影までを依頼すると、別途5万円から15万円はアップするかと考えられます。

2.SOHO技術者などに依頼した場合

SOHOで請負をしている制作技術者(個人事業主)であれば、上記標準制作料金の半額近くでおこなうところもあるかもしれません。
しかし、ホームページに限らず安く発注すると問題も発生いたします。
制作納品後に修正や変更を追加で依頼しようとしてもメールも届かない、電話も通じていない、ということが発生したりします。

3.ホームページ制作だけではなくWebマーケティング全般も依頼

単にホームページ制作だけではなくWebマーケティングやSEO対策も依頼したい場合は、Webさいとのボリューム他、複雑さによりますが、15万円〜30万円程度が別途かかるでしょう。特にSEO対策は2012年大きく対策方法に変化が有りました。googleの検索アルゴリズムが進化したのです。Googleの理念に叶った対策に近づいてきたと言うことです。小手先のSEOテクニックで上位になるような計算方式ではなく見る人が役立つページが上位表示されるという方向です。(※この件に関しては、後日別途詳細をレポートいたします)

かんたんに申しますと従来重視されていた「被リンク」や「ディレクトリサービス」での対策が効果がすくなりコンテンツ重視型(内部重視SEO対策)になったのです。

4.ホームページ制作時ののディレクション費用とは

コンテンツ(原稿)の管理、制作進捗管理、ラフデザイン案のレビューなどの打合せなどをおこなうことをディレクションといいます。
実際にホームページ制作会社する会社は、パンフレットなど印刷物を作るよりも多大な手間がかかります。制作途中でもお客様は内容を一部変更したり、コンテンツを制作側、お客様側どちらが用意するかなどを確認チェックして制作進捗を管理するためです。
特にコンテンツ(原稿)をスケジュール通りに提出されるケースはまれで、制作側が催促してもコンテンツ(原稿)は「もうすこし検討したい、他の仕事が忙しかった」などという理由で出てこないケースが大半です。そして制作途中でもなんどもデザイン、コンテンツの変更を指示されることがあります。
したがって、そのような場合もスケジュールを厳守してスムーズに進めていくためにディレクション(ディレクター)の役目が重要になります。
※Webシステムほかシステム開発に関しては要件定義までは何度も打ち合わせをおこないますが、一旦仕様が決まりますと開発中での変更はほとんどないと考えられます。

5.ホームページ制作+Webマーケティング+SEO対策

単なるホームページ制作ではなくWebマーケティングやSEO対策までを含んだかたちでしか請けない制作会社もございます。その場合は、ある程度のページ数や企画立案等が必要なので、全体で50万円(15ページ前後)から80万円(30ページ前後)、大きいケースだと200万円(100ページ前後)というものもあります。結果的にはホームページから大きな成果が生まれることを想定しますと決して高いとは言えません。費用対効果ということですね。

6.ホームページはオーダーメイド型成果物の制作とテンプレート型制作がある

 

上記でもご案内しましたように、ホームページ(Webサイト)構築というのは、標準という型がありません。すべてがオーダーメードで制作することが一般的です。
もちろん予算がない場合であれば、テンプレートデザイン型にあてはめて安く作るサービスや、SOHOの個人レベルの方に依頼する、と言う形にしていくしかないでしょう。
ホームページ制作 Webサイト構築は、制作料金を例えば30万円以下でおこなった場合、一概には言えませんが単なる会社案内では機能しますが、新規に売上をあっぷするような効果はあてにできない(ホームページから問い合わせがない等)。しかし競合他社のホームページと比較してじっくりと企画して構築したホームページは、1年以内、早いケースでは2ヶ月ぐらいで、制作費を回収できるケースが多いです。費用としては50万円以上の予算が必要になります。

 

2000年初期ごろは、とにかくホームページがあれば、問い合わせが取れましたが、今はサービス、商材にもよりますが、あまり手間をかけずに作っても(テンプレート型など)、なんの反応もない、というケースが大半です。実益を得るホームページ制作とは、手をかけただけ、よい結果が出てくるということであり、かんたんに楽に儲かる、というモノでもありません。何事もそうですが、良いものを制作するからには、予算が必要ということです。なぜなら、その道のプロの人が労力をかけるのですし、蓄積されたノウハウを基に、成功の道筋が導き出される企画が出てくるのですからです。システム開発でも日本の経営者は昔からシステム開発会社に依頼して、多くの予算をかければすばらしいものが出来るという錯覚にとらわれ失敗するケースが多いとよく言われておりますが、ホームページ制作でも同様です。

 

この部分は、ホームページ制作を制作会社に依頼される時のほとんどが、誤解をしていますので、あえて申し上げさせていただきました。

現在は、ホームページはきちんと企画して、コンテンツを作り込み、常に更新をおこない続けることで、ビジネス面での最大のツール(見込み客獲得ツール)となり得るのです。

 

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