妻から逃げたい夫のキモチ

こんにちは(^^♪

見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー：中西由里です。

想像してください。

あなたはOLです。

一日の業務を終え、今から家に帰るところです。

あなたはビルの10階にあるオフィスを出て、エレベーターまで向かいました。

エレベーターの前では、ちょっと苦手な人がふたり待っていました。

ひとりは、お局さま。

あなたと顔を会わせるたびに、グチグチと嫌味を言ってきます。

もうひとりは、支店長。

あなたの仕事のやり方ついて、いちいち意見してきます。

お局さまの言ってることも、支店長の言ってることも、言い方に多少の問題はあったとしても正論この上ないので、あなたは反論することもできず

（いちいちウルセーな）

とか

（もうちょっと信用してくれてもいいのに）

と思いつつも

「すいません」

「気を付けます」

と言っています。

正直、しんどいです。

そんな二人と一緒にエレベーターという閉ざされた空間で時間を共にする。

たとえほんの数秒のことであっても息がつまるでしょ？

10階から1階まで一緒だなんて

「疲れてんのに、勘弁してくれよ」

って感じでしょ？

誰だって、自分を責める相手や、自分を認めようとしない相手とは一緒にいたくないものです。

しかも密室でなんて、たまったもんじゃありません。

だから

「お局と支店長にバレないように、そ～っとエレベーターから離れて非常階段から出てやろうか」

とか

「トイレか給湯室で時間潰して、顔合わさんようにしたろ～」

とか色々考えますよね（；^ω^）

家に寄り付かないダンナさんの気持ち、まさにコレなんですよ。

（全員に当てはまるとは言いませんけどね）

家庭という名の密室で、妻からグチグチ嫌味を言われる、稼ぎについて意見される。

それがまた、正論この上ないから、言い返すこともできない。

言ったとしても、さらに正論でねじ伏せられる。

そしたら、もう逃げるしかないでしょ？

非常階段か、トイレか、給湯室みたいな場所を求めて、フラフラとどこかへ行きたくなっちゃうでしょ？

人は、辛いことから逃げたいんです。

「男は強い生き物だから、このくらい言ってもどうってことない」

と思っている女性は多いようですが、そんなことありません。

生身の人間ですから、しっかり傷つきます。

全てのの女性をヒロインに

ふぃ～めぇる・みしま　代表　中西由里　でした。